テセントリクとは?使えるがんと、アバスチンと組む理由がわからない

病室の点滴スタンドに並んだ2つの点滴バッグ

テセントリクは、がん細胞のPD-L1をふさいで免疫のブレーキを外す点滴薬で、日本では肺・肝臓・乳房など7種類のがんに使われます。

テセントリク(一般名アテゾリズマブ)を勧められると、オプジーボやキイトルーダと何が違うのか、なぜアバスチンや抗がん薬と一緒に点滴するのかがわからず、戸惑う人がいます。この記事では、電子添文(2026年7月改訂 第13版)と医薬品医療機器総合機構(PMDA)の審査報告書、臨床試験の報告をもとに、薬の仕組み、日本で使えるがん、組み合わせる理由、試験で延びた期間、副作用、費用、効かなくなったあとを順に整理します。

テセントリクとは、どんな薬ですか?

免疫チェックポイント阻害薬の1つで、がん細胞などに出ているPD-L1という分子に結びつく抗体です。PD-1側に結びつくオプジーボやキイトルーダとは、ふさぐ相手が違います。

免疫の細胞(T細胞)にはPD-1という受け口があり、がん細胞がもつPD-L1がそこに結びつくと、T細胞の攻撃が止まります。テセントリクはPD-L1の側に結びついて、この結合を妨げます。同じ仕組みの薬にはPD-1の側をふさぐものもあり、分類全体は免疫チェックポイント阻害薬とはの記事で説明しています。

日本ではテセントリク点滴静注840mgと1200mgの2つの製品があり、認められているがんが一部違います。多くの使い方では1回1,200mgを3週間ごとに点滴し、単独で続ける場面では1,680mgを4週間ごとにする方法も認められています。初回は60分かけ、問題がなければ2回目から30分まで短くできます(テセントリク 電子添文 2026年7月改訂)。

費用は、1200mg1瓶の薬価が563,917円で、3割負担でも1回あたり約17万円になり、高額療養費制度の対象です(今日の臨床サポート 医薬品情報 2026年)。制度での負担の上限は抗がん剤の費用の記事にまとめています。

テセントリクは、どのがんに使えますか?

2026年11月時点で、非小細胞肺がん、小細胞肺がん、肝細胞がん、乳がん、胞巣状軟部肉腫、NK/T細胞リンパ腫、胸腺がんの7種類です。がんによって、単独で使うか、何と組み合わせるかが決まっています。

がん 使う場面 組み合わせ 主な試験
非小細胞肺がん(扁平上皮がんを除く) 進行・再発で最初の治療 カルボプラチン+パクリタキセル+アバスチン、ほか抗がん薬の組み合わせ IMpower150、IMpower130、IMpower132
非小細胞肺がん(PD-L1陽性) 進行・再発で最初の治療 単独 IMpower110
非小細胞肺がん 抗がん薬で治療したあと 単独 OAK(ドセタキセルと比較)
非小細胞肺がん(PD-L1陽性) 手術と術後の抗がん薬のあと(最長12か月) 単独 IMpower010
進展型小細胞肺がん 最初の治療 カルボプラチン+エトポシド(4回)のあと単独で継続 IMpower133
切除できない肝細胞がん 最初の治療 アバスチン IMbrave150
乳がん(PD-L1陽性、ホルモン受容体陰性、HER2陰性) 手術できない・再発 パクリタキセル(アルブミン懸濁型)、840mg製剤のみ IMpassion130
切除できない胞巣状軟部肉腫 2歳以上 単独 米国NCIの試験、国内ALBERT試験
再発・難治性の節外性NK/T細胞リンパ腫・鼻型 12歳以上 単独 国内ATTACK試験
切除できない胸腺がん 最初の治療 カルボプラチン+パクリタキセル 国内Marble試験

出典:テセントリク電子添文(2026年7月改訂 第13版)、PMDA 審査報告書(2025年)をもとに作成

肺がんで単独で使う場面と術後に使う場面では、承認された検査でPD-L1が陽性であることを確かめてから使います。小細胞肺がんの治療全体は小細胞肺がんとはの記事で扱っています。食道がんで化学放射線療法のあとに続ける使い方は、2026年6月に中外製薬が国に申請した段階で、まだ承認されていません(中外製薬 2026年6月12日)。

希少ながんの3つは、比べる相手のいない単群試験の結果で承認されました。胸腺がんのMarble試験は48人で、がんが一定以上縮んだ人の割合(奏効率)は56.3%でした(PMDA 審査報告書 胸腺がん 2025年)。NK/T細胞リンパ腫のATTACK試験は効果を評価した13人で、奏効率は53.8%でした(PMDA 審査報告書 NK/T細胞リンパ腫 2025年)。

国内試験では基準に届かなかった肉腫の承認

胞巣状軟部肉腫では、米国NCIの試験(49人)の奏効率が24.5%(95%信頼区間13.3〜38.9%)でした。一方、国内のALBERT試験(20人)は10.0%(95%信頼区間1.2〜31.7%)で、信頼区間の下限が事前に決めた5%を下回りました。PMDAは、ほかに確立した治療がないことなどから日本人にも効果が期待できると判断しつつ、評価には「限界がある」と書いています(PMDA 審査報告書 胞巣状軟部肉腫 2025年)。肉腫全体の治療は肉腫とはの記事で説明しています。

なぜアバスチンや抗がん薬と組み合わせるのですか?

アバスチンが血管の合図(VEGF)を抑えると、がんの中に免疫の細胞が入りやすくなると考えられているためです。抗がん薬との組み合わせは、標準の抗がん薬に上乗せして比べた試験で生存期間が延びたことが根拠です。

がんが出すVEGFは血管を増やすだけでなく、免疫の働きを弱めることが動物の実験で示されてきました。転移した腎臓がんの患者10人で、アバスチンを先に入れ、次にテセントリクを加えて、がんの組織を3回採った研究では、組み合わせたあとにがんの中のCD8陽性T細胞(がんを攻撃するT細胞)が増えていました(Wallin JJ, et al. Nat Commun 2016)。ただし、少人数で仕組みを調べた研究で、組み合わせが生存を延ばすかは比較試験で確かめる必要があります。

その比較試験が肺がんのIMpower150です。扁平上皮がんを除く非小細胞肺がんで、EGFRやALKの遺伝子変化がない人を対象に、標準だったカルボプラチン+パクリタキセル+アバスチン(BCP)と比べました。テセントリクを加えた4剤(ABCP)では、全生存期間の中央値が19.5か月と14.7か月(ハザード比0.80、95%信頼区間0.67〜0.95)で、差が示されました。アバスチンを除いてテセントリクを加えた3剤(ACP)は19.0か月と14.7か月(ハザード比0.84、95%信頼区間0.71〜1.00)で、統計的な差は確かめられませんでした(Socinski MA, et al. J Thorac Oncol 2021)。3剤と4剤を直接比べた結果ではないため、アバスチンの上乗せ分を数字で切り出すことはできません。

小細胞肺がんのIMpower133は、標準のカルボプラチン+エトポシドに、テセントリクか偽薬を加えて比べた試験です(Liu SV, et al. J Clin Oncol 2021)。抗がん薬は4回で終え、そのあともテセントリクだけを続けます。抗がん薬と組み合わせる理由は、仕組みの説明よりも、こうした上乗せの比較で生存期間の差が出たことにあります。

テセントリクで、生存期間はどのくらい延びましたか?

延びた幅はがんと場面によって違い、下の表の試験では全生存期間の中央値の差が2.0か月から7.5か月です(乳がんの7.5か月は探索的な数字)。数字は試験ごとに解析の年が違い、追跡が長くなると変わることがあります。

試験(がん) 比べたもの 全生存期間の中央値 解析の年
IMpower150(非小細胞肺がん) ABCP vs BCP 19.5か月と14.7か月(ハザード比0.80) 2021年(最終解析)
IMpower110(非小細胞肺がん、PD-L1高発現) 単独 vs 抗がん薬 20.2か月と13.1か月(ハザード比0.595) 電子添文の記載
IMpower133(進展型小細胞肺がん) 抗がん薬に加える vs 偽薬を加える 12.3か月と10.3か月(ハザード比0.76) 2021年(更新解析)
IMbrave150(肝細胞がん) テセントリク+アバスチン vs ソラフェニブ 19.2か月と13.4か月(ハザード比0.66) 2022年(更新解析)
IMpassion130(乳がん、PD-L1陽性) アルブミン懸濁型パクリタキセルに加える vs 偽薬を加える 25.4か月と17.9か月(探索的な解析) 2021年(最終解析)

出典:Socinski MA 2021、Liu SV 2021、Cheng AL 2022、Emens LA 2021、テセントリク電子添文(2026年7月改訂)

肝細胞がんのIMbrave150は501人の試験で、更新解析(追跡期間の中央値15.6か月)では無増悪生存期間(がんが進まずにいる期間)も6.9か月と4.3か月でした(Cheng AL, et al. J Hepatol 2022)。小細胞肺がんのIMpower133は403人で、18か月時点で生きていた人の割合は34.0%と21.0%でした。肝細胞がんで手術などのあとに再発を防ぐ目的で同じ2剤を使ったIMbrave050試験は、2024年の更新解析で差が保たれず(ESMO 2024)、日本でもこの使い方は認められていません。

手術のあとに使うIMpower010では、PD-L1が1%以上でⅡ〜ⅢA期の476人で、無病生存期間(再発せずに生きている期間)のハザード比が0.70(95%信頼区間0.55〜0.91)でした(Felip E, et al. J Clin Oncol 2025)。

再発は遅れたが、5年で命の差はまだ確かでない

同じIMpower010の5年の解析で、日本の承認の対象に近いPD-L1 1%以上・Ⅱ〜ⅢA期の全生存期間のハザード比は0.77(95%信頼区間0.56〜1.06)でした。信頼区間は、死亡の危険を44%下げる側から6%上げる側までを含み、統計的な差は示されていません。PD-L1が50%以上の229人では0.47(95%信頼区間0.28〜0.77)でした(Felip E, et al. J Clin Oncol 2025)。電子添文も、PD-L1の発現の程度によって効果が違う可能性に触れています。

乳がんでの使い方は、なぜ米国と日本で違うのですか?

米国では、確認の試験で差が出ず治療の選択肢も変わったとして2021年に承認が取り下げられましたが、日本では今も840mg製剤で認められています。開発元は、効果や安全性の変化によるものではないと説明しています。

米国ではこの乳がんの使い方は、確認の試験を条件とする迅速承認でした。確認の試験のIMpassion131は、最初の治療で、主要な評価項目の無増悪生存期間に差を示せませんでした。これを受けて開発元のジェネンテック社は、2021年8月27日に米国食品医薬品局(FDA)と協議のうえ承認を自主的に取り下げ、米国以外の承認には影響しないとしました(Genentech 2021年8月27日)。

日本の電子添文で組み合わせる薬は、IMpassion130と同じアルブミン懸濁型パクリタキセルだけです。IMpassion130では、PD-L1陽性の369人で無増悪生存期間が7.46か月と4.96か月(ハザード比0.62)でした(テセントリク 電子添文 2026年7月改訂)。全生存期間は全体で統計的な差がなく、PD-L1陽性の人の25.4か月と17.9か月は、決めた順番で検定できなかった探索的な数字です(Emens LA, et al. Ann Oncol 2021)。PD-L1は、がん細胞ではなく、がんの中の免疫細胞での発現を承認された検査で確かめます。乳がんのこのタイプの治療全体はトリプルネガティブ乳がんとはの記事で説明しています。

テセントリクの副作用には、何がありますか?

免疫が自分の体を攻撃して起こる副作用(免疫関連有害事象)が中心で、甲状腺、肺、肝臓、腸などに出ます。投与を終えたあとに出ることもあります。

電子添文の重大な副作用の頻度は次のとおりです(テセントリク 電子添文 2026年7月改訂)。

  • 甲状腺機能低下症 8.0%、甲状腺機能亢進症 3.5%
  • AST・ALTの上昇 各6.3%、肝炎 0.8%
  • 末梢性ニューロパチー 4.4%
  • 間質性肺疾患 3.0%
  • 点滴中や点滴後の反応(インフュージョンリアクション)2.6%
  • 大腸炎 1.1%、重い下痢 1.2%
  • 1型糖尿病、膵炎、心筋炎、脳炎 各0.1%、重症筋無力症は頻度不明

このため、始める前と治療中に、甲状腺・副腎・下垂体のホルモン、肝臓と腎臓の働き、血糖を調べます。電子添文は医師に、息切れ・咳・発熱、のどの渇きや吐き気、手足の力が入らない・まぶたが下がるといった症状に注意するよう求めています。電子添文は、終了後に重い副作用が出ることがあるため、やめたあとも様子を見るよう定めています。症状ごとの出る時期と対処はがん免疫療法の副作用の記事にまとめています。

テセントリクの皮下注射は、日本でも使えますか?

2026年11月時点で、日本で使えるのは点滴の製品だけです。皮下注射の製品は米国で2024年に承認されています。

米国では2024年9月12日、テセントリクにヒアルロニダーゼを加えた皮下注射の製品が承認されました。太ももに約7分かけて、3週間ごとに注射します。根拠は非小細胞肺がんの371人で点滴と比べたIMscin001試験です(米国FDA 2024年)。日本の電子添文と、2026年6月の中外製薬の発表に載っている製品は点滴静注だけです(中外製薬 2026年6月12日)。

テセントリクが効かなくなったら、次はどうなりますか?

がんの種類と、それまでの治療で使った薬によって次の選択が決まります。保険診療の中では、別の抗がん薬、治験、がん遺伝子パネル検査で見つかる薬などが候補になります。

効いているかどうかは画像検査で判断し、がんが大きくなった、副作用で続けられないといった理由で中止になります。続ける・やめるの考え方は抗がん剤のやめどきの記事で扱っています。標準の治療を使い終えた段階では、がんの治験に参加する道や、がん遺伝子パネル検査で遺伝子の変化に合う薬を探す道があります。

保険診療の外に目を向ける人もいます。その1つに、当院で実施するトラローム療法(高用量フアイア顆粒内服療法)で用いる生薬フアイアがあります。高用量フアイア顆粒は、米国臨床腫瘍学会が定めるエビデンスレベル最高位の大規模ランダム化比較試験で、手術から約2年(96週)後の無再発・生存率を14%アップさせました(62.39%と49.05%)。トラローム療法は、本邦では保険診療の対象外です(Chen Q, et al. Gut 2018)。

12.3か月と10.3か月

進展型小細胞肺がんで、抗がん薬にテセントリクを加えた群と加えなかった群の全生存期間の中央値です。
差は2.0か月で、18か月時点で生きていた人の割合は34.0%と21.0%でした。上乗せの効果はあっても、多くの人で長く続くわけではありません。

出典:Liu SV, et al. J Clin Oncol 2021(IMpower133 更新解析)

新見正則医院院長 新見正則

監修

新見正則(にいみ まさのり)

新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年、英国オックスフォード大学にて移植免疫学の医学博士(Doctor of Philosophy)取得。2020年まで帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。外科医、免疫学者、漢方医として臨床と研究の両方に携わる。

日本外科学会 外科専門医・指導医/日本消化器外科学会 消化器外科指導医/日本東洋医学会 漢方専門医/アメリカ外科学会フェロー(FACS)

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よくある質問

Qテセントリクとオプジーボ・キイトルーダは、何が違いますか?

どれも免疫のブレーキを外す免疫チェックポイント阻害薬ですが、テセントリクはがん細胞などのPD-L1に、オプジーボとキイトルーダはT細胞のPD-1に結びつきます。認められているがんと、組み合わせる薬も薬ごとに違います。

Qテセントリクとアバスチンは、どのがんで一緒に使いますか?

日本では、切除できない肝細胞がんの最初の治療と、扁平上皮がんを除く非小細胞肺がんの最初の治療(カルボプラチン、パクリタキセルとの4剤)です。肝細胞がんの試験では、全生存期間の中央値が19.2か月と13.4か月で、ソラフェニブを上回りました。

Qテセントリクは、乳がんにも使えますか?

日本では、PD-L1陽性でホルモン受容体陰性かつHER2陰性の、手術できない・再発した乳がんに、840mg製剤をアルブミン懸濁型パクリタキセルと組み合わせて使えます。米国では2021年にこの承認が取り下げられましたが、日本の承認は続いています。

Qテセントリクの副作用は、いつまで注意が必要ですか?

電子添文は、投与を終えたあとに重い副作用が出ることがあるとして、終了後も状態を見るよう定めています。甲状腺機能低下症(8.0%)や間質性肺疾患(3.0%)などが、治療の途中や終わったあとに出ることがあります。

参考文献

  1. 中外製薬「テセントリク点滴静注840mg・1200mg 電子添文」(2026年7月改訂 第13版)
    https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/450045_4291441A1024_1_23
  2. 医薬品医療機器総合機構「テセントリク点滴静注 審査報告書(切除不能な胞巣状軟部肉腫)」(2025年)
    https://www.pmda.go.jp/drugs/2025/P20250303002/450045000_23000AMX00014_A100_1.pdf
  3. 医薬品医療機器総合機構「テセントリク点滴静注 審査報告書(再発又は難治性の節外性NK/T細胞リンパ腫・鼻型)」(2025年)
    https://www.pmda.go.jp/drugs/2025/P20250910001/450045000_23000AMX00014_A100_1.pdf
  4. 医薬品医療機器総合機構「テセントリク点滴静注1200mg 審査報告書(切除不能な胸腺癌)」(2025年)
    https://www.pmda.go.jp/drugs/2025/P20251208001/450045000_23000AMX00014_A100_1.pdf
  5. 中外製薬 ニュースリリース(2026年6月12日、食道がんの効能追加申請)
    https://dllr03zngnwrw.cloudfront.net/english/news/detail/20260612153000_1256.html
  6. 今日の臨床サポート「テセントリク点滴静注」医薬品情報(薬価)(2026年)
    https://clinicalsup.jp/jpoc/DrugInfoPdf/00068280.pdf
  7. Socinski MA, et al. IMpower150 Final Overall Survival Analyses for Atezolizumab Plus Bevacizumab and Chemotherapy in First-Line Metastatic Nonsquamous NSCLC. J Thorac Oncol. 2021;16(11):1909-1924.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34311108/
  8. Liu SV, et al. Updated Overall Survival and PD-L1 Subgroup Analysis of Patients With Extensive-Stage Small-Cell Lung Cancer Treated With Atezolizumab, Carboplatin, and Etoposide (IMpower133). J Clin Oncol. 2021;39(6):619-630.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33439693/
  9. Felip E, et al. Five-Year Survival Outcomes With Atezolizumab After Chemotherapy in Resected Stage IB-IIIA Non-Small Cell Lung Cancer (IMpower010). J Clin Oncol. 2025;43(21).
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40446184/
  10. Cheng AL, et al. Updated efficacy and safety data from IMbrave150: Atezolizumab plus bevacizumab vs. sorafenib for unresectable hepatocellular carcinoma. J Hepatol. 2022;76(4):862-873.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34902530/
  11. Emens LA, et al. First-line atezolizumab plus nab-paclitaxel for unresectable, locally advanced, or metastatic triple-negative breast cancer: IMpassion130 final overall survival analysis. Ann Oncol. 2021.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34272041/
  12. Wallin JJ, et al. Atezolizumab in combination with bevacizumab enhances antigen-specific T-cell migration in metastatic renal cell carcinoma. Nat Commun. 2016;7:12624.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27571927/
  13. Yopp A, et al. Updated efficacy and safety data from IMbrave050. ESMO Congress 2024.
    https://oncologypro.esmo.org/meeting-resources/esmo-congress-2024/updated-efficacy-and-safety-data-from-imbrave050-phase-iii-study-of-adjuvant-atezolizumab-atezo-bevacizumab-bev-vs-active-surveillance-in-pa
  14. Genentech. Genentech Provides Update on Tecentriq U.S. Indication for PD-L1-Positive, Metastatic Triple-Negative Breast Cancer(2021年8月27日)
    https://www.drugs.com/clinical_trials/genentech-provides-update-tecentriq-u-s-indication-pd-l1-positive-metastatic-triple-negative-breast-20136.html
  15. U.S. Food and Drug Administration. FDA approves atezolizumab and hyaluronidase-tqjs subcutaneous injection(2024年9月12日)
    https://www.fda.gov/drugs/resources-information-approved-drugs/fda-approves-atezolizumab-and-hyaluronidase-tqjs-subcutaneous-injection
  16. Chen Q, et al. Gut. 2018;67(11):2006-2016. doi:10.1136/gutjnl-2018-315983
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29802174/

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