発達障害に漢方薬や生薬は? がんの予防にも!

発達障害なんですね。免疫を中庸にすると治ることがあります。

当院は難症を治すクリニックです。難症にはがんが含まれ、当院の患者さんの9割はがんの患者さんです。残りの1割ががん以外の難症の患者さんです。そして当院で利用している生薬フアイアは免疫を中庸にします。中庸とは「丁度よい案配」という意味です。免疫が下がっていればアップさせ、亢進していればダウンさせます。

免疫力を全般的にダウンさせる薬剤はステロイドです。また免疫力を全般的にアップさせる薬剤はオプジーボなどの免疫チェックポイント阻害剤です。ところがフアイアはあるタンパク質に対する免疫反応はアップさせ、一方であるタンパク質に対する免疫反応をダウンさせることができます。これはフアイアが生薬で、多成分系の薬剤であるからです。

ですから、難症で免疫の異常が多少とも関わっている疾患にはフアイアが効果を発揮するのです。

全身をコントロールしているのは、神経、ホルモン、そして免疫です。この3つが上手く働くと健康を維持できます。一方で、神経、ホルモン、免疫のどれかが異常をきたすと、連鎖して影響が及びます。

西洋医学的治療で限界があるときには、免疫を中庸にする作戦も選択肢に加えてください。

なんと、私は精神科医ではありません。

わたしは、外科医で、免疫学者で、そして漢方医です。40年前に外科医として社会人の第一歩をスタートしました。そして約10年が経過し、難しい手術を含めてほぼなんでもできるようになりました。そこで、免疫学を勉強したく英国のオックスフォード大学の博士課程での勉強の道を選びました。外科医として免疫学を本気で勉強する者は、当時はほとんどいませんでした。今でも極わずかでしょう。しかし、免疫学を勉強したかったのです。そして5年間の留学生活で、免疫学者の基礎を学びました。その後は大学で研究室を持ち、外科学、免疫学、東洋医学の3領域の指導教授を務めました。そして脳と免疫の論文で2013年のイグノーベル賞を頂きました。

東洋医学に興味を持ったのは、オックスフォード大学の留学を終えて、本邦で最初に保険診療でセカンドオピニオンを行い、日本中から患者さんがセカンドオピニオンを求めて来院されました。そして多くの患者さんが西洋医学的には正しい治療を施されていることを知り、西洋医学の限界に気がつき漢方の可能性を追求したくなったのです。

こんな経歴ですから、私は精神科医ではありません。ですから、まず発達障害の治療を行っている施設でしっかりと診てもらって下さい。そして、それでも良くならない時は当院を受診し、免疫を中庸に保つフアイアの内服を行ってください。

でも、私は発達障害を治せることがあります。

免疫を中庸にする生薬を手にしてから、西洋医学的治療で治らない難症を治せることが増えました。難症の中に発達障害も含まれます。発達障害も治せる可能性があるのです。そして私自身も発達障害とは無関係ではありませんでした。成人するまで吃音があり、そして読語障害(書いてある字を音読できません)がありました。そして落ち着きがない子供でした。ですから、障害がある方の気持ちは実体験と重なって、共感・共有できるのです。

当院では生薬フアイアをベース薬にして漢方薬を加えて加療しています。どの漢方薬を加えるかは、私の経験知によります。

なんと生薬フアイアには明らかな免疫力をアップするエビデンスがあります。

生薬フアイアはなんと、1000例規模のランダム化された大規模臨床試験を勝ち抜いています。約1000例の肝臓がん手術後の患者さんをクジ引きでフアイアの内服群と内服しない群に分けて、生存率で内服群は非内服群を96週後に約14%も上まわりました。この結果は超一流英文誌「GUT」に掲載されました。

肝臓がんの結果ですが、フアイアはオプジーボなどの免疫チェックポイント阻害剤と同じように、明らかに免疫力をアップさせる働きがあります。

発達障害の方の多くは免疫力が低下していると私は思っています。免疫力を簡便に測定する方法はありません。疲れやすい、風邪に罹りやすい、お腹を壊しやすい、癇癪を起こしやすい、外出が苦手などが免疫力低下のヒントになります。そんな症状がフアイアの内服で軽快するにつれて、発達障害の症状も徐々に消えていくのです。

発達障害に起因した免疫力の低下が長期間に亘って続くと、発がんの原因にもなると考えられます。ですから、フアイアの免疫力をアップさせる作用は大切なのです。

なんと生薬フアイアには亢進した免疫を下げる作用もあります。

生薬フアイアは免疫をダウンさせることもできます。全般的に免疫力を下げる薬剤はステロイドです。ステロイドで軽快する病気であるアトピー、喘息、IgA腎症、乾癬などが生薬フアイアで軽快します。免疫を中庸に保つことができるのです。

そして実際に新見正則医院でがん治療のためにフアイアを内服している患者さんのアトピーや乾癬が軽快するケースが複数あります。

ですから、どんな治療にも併用可能です。

フアイアは生薬ですから漢方薬と同じく多成分系の薬剤です。残念ながら、フアイア以外の生薬や漢方薬には明らかな抗がんエビデンスを有するものはありません。そして単一成分由来の西洋薬とは異なり、フアイアにはいろいろと不思議なことが起こります。フアイアはオプジーボなどの免疫チェックポイント阻害剤と同じように免疫力をアップさせますが、オプジーボなどとは異なり免疫が上がりすぎて起こる副作用を生じません。その理由は多成分系の解析技術が未だに発展途上である現在、まだまだ解明されていません。ただただ、生薬フアイアを他の治療に加えると、または単独で使用しても、有効性を体感できることが多いという事実が多数存在します。そんな多成分系で、かつ免疫力を中庸に保つフアイアを是非とも治療の選択肢に加えてください。

新見正則医院は難症を治すクリニックです。ご連絡ください。

フアイアは1000例規模のランダム化された大規模臨床試験を勝ち抜きましたが、保険収載されていません。少々経済毒性があります。しかし経済毒性以外の副作用はなく(まれに起こる下痢のみ)、またどの治療とも併用可能なため、機会損失(他の治療が行えない)もありません。

フアイアのお試し希望の方は以下を参考にして下さい。1ヶ月分30包が3万3000円(税込、送料無料)です。電話対応の場合は、初診料は不要です。

●内部リンク(当サイトで参考になる別記事)

パニック障害、最後の砦
パニック障害とフアイア
対象療法と根本治療、特にがん治療では

執筆者略歴 新見正則

新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得 (Doctor of Philosophy)。外科医 x サイエンティスト x 漢方医としてレアな存在で活躍中。2020年まで帝京大学医学部博士課程指導教授 (外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞 (脳と免疫)。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。漢方JP主宰者。

新見正則の生き方論は以下の書籍も参考にしてください。
しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通(新興医学出版社)
新見正則オフィシャルサイトはこちら

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