がんの検査は目的ごとに使い分けられ、がんかどうかを最終的に確定するのは、多くの場合、病理検査です。
がんの疑いがあると言われると、血液、CT、内視鏡と検査が続き、何のための検査なのか、いつ結果がはっきりするのかが見えにくくなります。この記事では、検査を「見つける」「確かめる」「広がりを調べる」「治療を選ぶ」「効果と再発を見る」の目的で分け、それぞれで使われる検査を一覧にします。あわせて、検査の結果が外れる場面と、血液を調べるだけでがんがわかるとうたう検査の位置づけを、国の資料で確かめます。
この記事の内容
がんの検査には、どんな種類がありますか?
見つける、確かめる、広がりを調べる、治療を選ぶ、効果と再発を見る、という目的ごとに、使う検査が分かれます。
国立がん研究センターのがん情報サービスは、がんの検査を、がんかどうかの診断、治療方針を決めるための広がりの確認、治療を受けられる状態かの確認、治療中の効果判定、治療後の経過観察のために行うものとして説明しています(がん情報サービス「がんの検査について」2026年7月1日更新)。
同じページは、症状のない人に定期的に行う「がん検診」を、この「がんの検査」とは別のものとしています。目的で並べると、次のようになります。
| 目的 | 主な検査 | この段階でわかること |
| 見つける(スクリーニング) | 国の指針のがん検診(胃部エックス線検査または胃内視鏡検査、便潜血検査、乳房エックス線検査、HPV検査など) | 精密検査が必要かどうか。がんかどうかは、まだ決まりません |
| 確かめる(確定診断) | 病理検査(生検で取った組織を調べる組織診、細胞を調べる細胞診) | がんかどうか、がんであればその性質 |
| 広がりを調べる(病期診断) | CT、MRI、PET、超音波、骨シンチグラフィなど | がんの大きさ、周りへの広がり、転移の有無 |
| 治療を選ぶ(バイオマーカー) | がん遺伝子検査、がん遺伝子パネル検査など | 効果が期待できる薬があるかどうか |
| 治療を受けられるか確かめる | 心臓、呼吸、肝臓、腎臓などの機能を調べる検査 | 治療を受けられる状態かどうか |
| 効果と再発を見る(経過観察) | CT、MRI、腫瘍マーカー、PETなど | 治療が効いているか、副作用や合併症がないか、転移や再発がないか |
出典:国立がん研究センター がん情報サービス「がんの検査について」「種類別」(2026年7月1日更新)、厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」(令和7年12月24日一部改正)をもとに作成
同じ検査が、いくつもの目的で使われます。たとえばCTは、治療前のがんの有無や広がり、転移の確認、治療の効果の判定、治療後の再発の確認に使われる精密検査です(がん情報サービス「CT検査」2024年6月10日更新)。検査の名前より、その検査で何を決めようとしているのかを主治医に確かめると、結果の意味がつかみやすくなります。
広がりの調べ方とステージの決まり方は、がんのステージの記事で整理しています。
血液検査では、何がわかりますか?
腫瘍マーカーとして、診断の補助、診断後の経過観察、治療の効果判定に使われます。値だけで、がんかどうかは決まりません。
腫瘍マーカーは、主にがん細胞によって作られるタンパク質などの物質で、がんの種類や臓器ごとに特徴があります。がん情報サービスは、がんかどうかは腫瘍マーカーの値だけでは診断できないとしています。がん以外の病気の影響で、がんがなくても高くなることがあり、がんがあっても値が高くならないこともあります(がん情報サービス「腫瘍マーカー検査とは」2024年7月8日更新)。
値が上がったときの読み方と、がんの種類ごとのマーカーは、腫瘍マーカーとはの記事に任せます。
画像検査は、どう使い分けますか?
体の中のどこに、どのくらいの大きさの病変があるかを、検査ごとの得意・不得意に合わせて調べます。
| 検査 | 使われる場面 | 注意点 |
| X線検査(レントゲン) | 肺や骨、腹部などの状態を調べるために、多くの場合、最初に行います | 一方向から撮るため、臓器が重なる部分では詳しい診断ができないことがあります |
| 超音波(エコー)検査 | がんの場所、形、大きさ、周りの臓器との関係を確かめます。痛みや被ばくがありません | 骨や空気は超音波をほとんど通さないため、脳や肺は多くの場合調べられません |
| CT検査 | がんの診断で最も基本的な画像検査で、血液のがんを含むほぼすべてのがんで使われます | 1回あたりの被ばく量はX線検査より多くなります。造影剤で副作用が出ることがあります |
| MRI検査 | 脳、頭頸部、乳腺、肝臓、子宮、卵巣、前立腺、骨軟部など、CTでは正常な組織と区別しにくい臓器のがんで役立ちます | 検査時間は15〜45分です。体内の金属や、閉所が苦手な場合は医師に伝えます |
| PET検査 | 治療前のがんの広がり、治療の効果、治療後の再発を調べます。保険診療では、ほかの検査で病期や転移・再発の診断が確定できない場合に使われます | 炎症を起こしている組織にも薬が集まり、診断が難しくなることがあります |
出典:国立がん研究センター がん情報サービス「X線検査」「超音波(エコー)検査」「PET検査」(2024年6月5日更新)、「CT検査」「MRI検査」(2024年6月10日更新)をもとに作成
CTとMRIの違いと、被ばくや造影剤の考え方はCTとMRIの違い、PETで見つけにくいがんと保険の条件はPET検査でがんはどこまでわかるかの記事で説明しています。
内視鏡検査では、何ができますか?
体の中を直接見て病変を探し、その場で組織を取って病理検査に回すことができます。
内視鏡検査は、口や鼻、肛門、尿道などから、先端にレンズとライトが付いた細長い管状の機器を入れて、体の内部を直接観察する検査です。主に、のど、食道や胃、十二指腸、大腸、気管支、膀胱などを調べます(がん情報サービス 用語集「内視鏡検査」)。
病変を見つけるだけでなく、病理検査のための組織をその場で取る(生検)こともできます(同)。CTやMRIのように体の外から撮る検査とは、ここが違います。
胃の検診でバリウムと内視鏡のどちらを選ぶかは、胃がん検診のバリウムと胃カメラの記事で比べています。
がんかどうかは、どの検査で確定しますか?
ほとんどのがんでは、取った組織を顕微鏡で調べる病理検査(組織診)で確定します。
がん情報サービスは、問診や診察で手がかりを得たうえで血液検査や画像検査を行い、さらに必要に応じて病理検査を行い、これらによってがんかどうかを最終的に診断すると説明しています(がん情報サービス「がんの検査について」2026年)。
病理検査のうち、がんであるかどうかを確定するのは組織診です。細胞を調べる細胞診は、主にがんの疑いをより詳しく調べるための検査で、これだけでは診断が確定しない場合もあります。手術中に行う術中迅速病理診断も、あくまで暫定的な診断で、これによってがんの診断が確定するわけではないとされています(がん情報サービス「病理検査とは」2026年7月1日更新)。
つまり、画像で影が見つかった、腫瘍マーカーが高い、細胞診で疑わしいと言われた、という段階は、どれも「がんの疑いが強くなった」段階です。治療の方針は、多くのがんで、病理検査で診断を確定したあとに決まります。
- 画像検査:病変の場所、大きさ、広がりを調べる
- 腫瘍マーカー:値だけでは診断できない
- 細胞診:疑いを詳しく調べる。これだけでは確定しない場合がある
- 術中迅速病理診断:手術の方針を決めるための暫定的な診断
- 組織診(生検・手術の標本):がんかどうかを確定し、性質も調べる
例外もあります。肝臓がん(肝細胞がん)などでは、病理検査をせずに画像検査と血液検査(腫瘍マーカー)で診断することもあり、卵巣がんや卵管がんなどでは、疑われる病変を先に手術で取り除き、そのあとに病理検査を行うこともあります(がん情報サービス「病理検査とは」2026年)。肝がんでは、良性か悪性か、肝細胞がんとほかのがんを見分けるために、針生検を行うこともあります(国立がん研究センター「肝がんの検査・診断について」2025年3月18日更新)。
治療を選ぶための検査には、何がありますか?
がんの性質を前もって調べ、効果が期待できる薬を選ぶためのバイオマーカー検査です。遺伝子を調べる検査が中心です。
バイオマーカーは、病気の有無や病状の変化、治療の効果の目安となる指標や、体の中の物質(タンパク質や遺伝子など)のことです。がんの医療では、腫瘍の性質を前もって調べて治療の効果を予測し、治療方針を決めるために使われることがあります(がん情報サービス 用語集「バイオマーカー」)。
がん情報サービスは、がんの医療で行う遺伝子検査を、がんの細胞で起きている遺伝子の変化を調べる「がん遺伝子検査」と、生まれ持った体質としてがんになりやすいかを調べる「遺伝学的検査」に分けています。がん遺伝子検査は、肺がん、大腸がん、乳がんなど一部のがんで、1つまたは少数の遺伝子を調べて薬を選ぶ治療が行われています(がん情報サービス「がん医療における遺伝子検査」2022年11月24日更新)。
| 検査 | 調べるもの | 詳しい記事 |
| がん遺伝子検査(1つまたは少数の遺伝子) | 特定の薬が効く遺伝子の変化があるか | 分子標的薬とは |
| がん遺伝子パネル検査 | 多数の遺伝子をまとめて調べ、合う薬があるか。標準治療がない、または終了したなどの条件を満たす場合に保険診療で行われます | がんゲノム医療の遺伝子パネル検査 |
| 遺伝学的検査 | 生まれ持った体質として、がんになりやすい遺伝子の変化があるか | がんは遺伝するか |
出典:国立がん研究センター がん情報サービス「がん医療における遺伝子検査」「がんゲノム医療 がん遺伝子パネル検査」(2022年11月24日更新)をもとに作成
治療が始まってからも、検査は続きますか?
続きます。治療中は効果と副作用を確かめるため、治療後は効果が続いているか、転移や再発がないかを見るために行います。
がん情報サービスは、治療前だけでなく治療中にも検査を行い、治療効果の判定や副作用・合併症が起きていないかを確認し、主な治療が終わってからも経過観察のために検査を行うとしています(がん情報サービス「がんの検査について」2026年)。
腫瘍マーカーは治療の効果判定や経過観察にも使われますが、がんの進行や転移などの経過も、値の変化だけでは判断できないとされています(がん情報サービス「腫瘍マーカー検査とは」2024年)。CTでの効果の決め方は抗がん剤の効果判定、治療後に何年、どの間隔で検査を続けるかはがんの経過観察は何年かの記事で扱っています。
検査の結果は、外れることがありますか?
あります。がんがないのに疑いありと出る偽陽性と、がんがあるのに見つからない偽陰性は、どの検査にも起こりえます。
がん情報サービスは、がん検診の説明の中で、実際にはがんがないのに、がんの疑いあり(精密検査が必要)と判定されることを偽陽性、実際にはがんがあるのに、精密検査が不要と判定されることを偽陰性と呼んでいます。この2つは、過剰診断、偶発症とならんで、がん検診の主な不利益として挙げられています(がん情報サービス「がん検診について」2026年4月1日更新)。
検診に限らず、検査ごとに、結果が紛らわしくなる理由があります。国立がん研究センターが各検査のページで挙げている理由を並べると、次のとおりです。
| 検査 | がんでなくても異常と出る場面 | がんがあっても見えにくい場面 |
| 腫瘍マーカー | がん以外の病気の影響のほか、加齢、妊娠、月経、飲酒、喫煙、薬の成分なども値に影響することがあります | がんがあっても値が高くならないことがあります |
| PET検査 | 炎症を起こしている組織にも、がんとは関係なくブドウ糖が集まります | 脳、心臓、消化管、肝臓、尿路など、もともとブドウ糖が多く集まる臓器では診断が難しくなります |
| X線検査 | — | 臓器が重なっている部分では、撮影する角度によって詳しい診断ができないことがあります |
| 超音波(エコー)検査 | — | 骨に囲まれた脳や、空気を含む肺は、多くの場合調べられません。上腹部では胃の内容物で画像がぼやけることがあります |
| 細胞診 | — | これだけでは診断が確定しない場合があります |
出典:国立がん研究センター がん情報サービス「腫瘍マーカー検査とは」(2024年7月8日更新)、「PET検査」「X線検査」「超音波(エコー)検査」(2024年6月5日更新)、「病理検査とは」(2026年7月1日更新)をもとに作成。「—」は、各ページに記載がないもの
PETは、糖尿病などで血糖値が高いと、精度に影響することもあるとされています(がん情報サービス「PET検査」2024年)。腫瘍マーカーについて、がん情報サービスは、画像検査や病理検査などの結果と合わせて医師が総合的に判断するとしています(同「腫瘍マーカー検査とは」2024年)。1つの検査の結果だけで、がんがある、ないと決めないのは、こうした外れ方があるためです。
検診で「要精密検査」と言われた人のうち、実際にがんだった人の割合は、がん検診で要精密検査と言われたときの記事で、がんの種類ごとに示しています。
血液を調べるだけで、がんがわかる検査はありますか?
血液や尿でがんのリスクを調べる新しい検査は開発されていますが、国は、がん検診としての効果はまだ十分に検証されていないとしています。
がん情報サービスは、「最近では、血液や尿からがんのリスクを調べる新たな検査法も開発されていますが、がん検診としての効果はまだ十分に検証されていません」と書いています。人間ドックのオプションで行われるCT、PET、腫瘍マーカーなどについても、がん死亡を減らす効果が確実で、かつ利益が不利益を上回るという、がん検診としての効果は認められていないとしています(がん情報サービス「がん検診について」2026年)。
検査のページでも、民間の医療機関などが任意で提供するがんのスクリーニング検査やリスク検査などは、がんで亡くなる人がどれくらい減るのかについての科学的なデータが十分ではなく、国が推奨するがん検診ではないと明記されています(がん情報サービス「がんの検査について」2026年)。厚生労働省の指針が市区町村のがん検診として定めている検査項目にも、血液でがんを探す検査は含まれていません(厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」令和7年12月24日一部改正)。
遺伝子についても、市販の遺伝子検査の中には、がんのかかりやすさなどを判定するとしているものがあります。がん情報サービスは、これらの多くは遺伝を専門とする医師の判断がなされておらず、検査結果や解釈、推奨される対策などの信頼性に欠けるものもあるとして、遺伝の専門家(臨床遺伝専門医など)に相談することが望ましいとしています(がん情報サービス「がん医療における遺伝子検査」2022年)。
血液でがんを探す検査の精度は、海外で調べられ始めています。米国の7つの医療機関で、がんの兆候や症状のない50歳以上の6,662人が参加し、血液中のDNAから複数のがんを探す検査を受けました。結果を解析できた6,621人のうち、「がんの信号あり」と出たのは92人(1.4%)で、そのうち詳しい検査でがんと診断されたのは35人、診断されなかったのは57人でした(Schrag D, et al. Blood-based tests for multicancer early detection (PATHFINDER): a prospective cohort study. Lancet 2023)。
症状のない人の中には、がんの人がもともと少ししかいません。この研究でがんと診断された35人は、解析した6,621人の0.53%です。そのため、がんではない人のごく一部が陽性になるだけでも、陽性の人の中では、がんではない人のほうが多くなります。陽性と出た92人のうち57人が、がんと診断されなかったのはこのためです。
「がんではない」と確かめるまで、162日
この研究で、診断がつくまでの期間の中央値は、がんだった人で57日、がんではなかった人で162日でした(Schrag D, et al. Lancet 2023)。がんではなかった人の多くも、血液などの検査と画像検査を受けていました。この研究は検査を実際に行えるかを調べたもので、検査を受けた人のがんによる死亡が減るかは調べていません。対象は米国の50歳以上で、研究の資金は、検査を開発したGRAIL社が出しています。日本で自費で受けられる個々の血液検査の精度を示すものでもありません。
38%
米国で、症状のない50歳以上の人が血液でがんを探す検査を受け、「がんの信号あり」と出た92人のうち、詳しい検査でがんと診断された人の割合です。
残りの57人は、がんと診断されませんでした。陽性は、がんの確定ではありません。
出典:Schrag D, et al. Lancet 2023(PATHFINDER、米国7医療機関、解析6,621人)
監修
新見正則(にいみ まさのり)
新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年、英国オックスフォード大学にて移植免疫学の医学博士(Doctor of Philosophy)取得。2020年まで帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。外科医、免疫学者、漢方医として臨床と研究の両方に携わる。
日本外科学会 外科専門医・指導医/日本消化器外科学会 消化器外科指導医/日本東洋医学会 漢方専門医/アメリカ外科学会フェロー(FACS)
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がんかどうかを最終的に決める病理検査は、結果が出るまでに日数がかかり、その間が不安になる検査でもあります。
病理検査の結果は何日で出る?生検と手術の違い、待つのが不安な人へ
病理検査の結果が出るまでの日数の目安と、その日数の多くが病理医が見る前の標本づくりに使われている理由を整理した記事です。細胞診と組織診の違い、術中迅速診断、クラス分類、病理報告書に書かれていることも説明しています。
よくある質問
Qがんは血液検査でわかりますか?
血液検査だけでは、がんかどうかは確定しません。腫瘍マーカーは値だけでは診断できないとされ、血液や尿でがんのリスクを調べる新しい検査も、がん検診としての効果はまだ十分に検証されていないと国立がん研究センターは説明しています。確定には、多くのがんで病理検査が必要です。
Q腫瘍マーカーが正常なら、がんではないのですか?
そうとは限りません。がん情報サービスは、がんがあっても腫瘍マーカーの値が高くならないことがあるとしています。逆に、がん以外の病気や加齢、喫煙などで値が高くなることもあります。画像検査や病理検査の結果と合わせて、医師が総合的に判断します。
Qがんの確定診断は、どの検査で行いますか?
ほとんどのがんでは、生検や手術で取った組織を顕微鏡で調べる病理検査(組織診)で確定します。細胞診だけでは確定しない場合があり、術中迅速病理診断は暫定的な診断です。肝細胞がんなどでは、画像検査と腫瘍マーカーで診断することもあります。
Q人間ドックのがん検査と、国のがん検診は何が違いますか?
国が推奨するがん検診は5つで、厚生労働省の指針に沿って市区町村などが行います。人間ドックのオプションのCT、PET、腫瘍マーカーなどについて、がん情報サービスは、がん死亡を減らす効果が確実で利益が不利益を上回るという、がん検診としての効果は認められていないと説明しています。
QPET検査を受ければ、全身のがんがわかりますか?
わかるとは限りません。炎症を起こしている組織にも薬が集まり、脳や心臓、消化管、肝臓、尿路など、もともと集まりやすい臓器では診断が難しくなります。がん情報サービスは、PET検診がどのくらい正確にがんを見つけられるかについてのデータは、まだ十分ではないとしています。
参考文献
- 国立がん研究センター がん情報サービス「がんの検査について」(2026年7月1日更新)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/index.html - 国立がん研究センター がん情報サービス「種類別(検査)」(2026年7月1日更新)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/type.html - 国立がん研究センター がん情報サービス「病理検査とは」(2026年7月1日更新)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/pathology-test.html - 国立がん研究センター がん情報サービス「腫瘍マーカー検査とは」(2024年7月8日更新)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/marker.html - 国立がん研究センター がん情報サービス「CT検査」(2024年6月10日更新)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/ct.html - 国立がん研究センター がん情報サービス「MRI検査」(2024年6月10日更新)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/mri.html - 国立がん研究センター がん情報サービス「PET検査」(2024年6月5日更新)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/pet.html - 国立がん研究センター がん情報サービス「超音波(エコー)検査」(2024年6月5日更新)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/echo.html - 国立がん研究センター がん情報サービス「X線検査」(2024年6月5日更新)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/x-ray.html - 国立がん研究センター がん情報サービス 用語集「内視鏡検査」
https://ganjoho.jp/public/qa_links/dictionary/dic01/modal/naishikyokensa.html - 国立がん研究センター がん情報サービス 用語集「バイオマーカー」
https://ganjoho.jp/public/qa_links/dictionary/dic01/modal/biomarker.html - 国立がん研究センター がん情報サービス「がん医療における遺伝子検査」(2022年11月24日更新)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/genomic_medicine/gentest01.html - 国立がん研究センター がん情報サービス「がんゲノム医療 がん遺伝子パネル検査」(2022年11月24日更新)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/genomic_medicine/genmed02.html - 国立がん研究センター がん情報サービス「がん検診について」(2026年4月1日更新)
https://ganjoho.jp/public/pre_scr/screening/about_scr01.html - 厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」(令和7年12月24日一部改正。第47回がん検診のあり方に関する検討会 参考資料5)
https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/001724382.pdf - 国立がん研究センター「肝がんの検査・診断について」(2025年3月18日更新)
https://www.ncc.go.jp/jp/information/knowledge/liver/002/index.html - Schrag D, et al. Blood-based tests for multicancer early detection (PATHFINDER): a prospective cohort study. Lancet. 2023
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37805216/





