脳転移とは?症状と治療、記憶への影響が不安な人へ

一部が光る脳の模型。脳転移の症状と治療、記憶への影響を説明する記事

脳転移は、肺がんや乳がんなど、ほかの臓器のがんが血液に乗って脳に運ばれ、そこで増えたものです。

脳にできる腫瘍には、脳そのものから生じるものと、ほかの臓器のがんが移ってきたものがあります。この記事では、脳転移が起こる頻度、出やすい症状、見つけ方、そして定位放射線治療・全脳照射・手術・薬物療法の使い分けを、国立がん研究センターのがん情報サービスと比較試験の結果から整理します。治療を選ぶときに、生存期間と並んで「記憶や考える力をどれだけ保てるか」が比べられるようになった経緯も説明します。

脳転移とは何ですか?

ほかの臓器で生じたがんが、血液の流れによって脳に運ばれ、そこで増えたものです。医学の言葉では「転移性脳腫瘍」と呼びます。

がん情報サービスは、脳腫瘍を、脳やその周りの組織から生じる「原発性脳腫瘍」と、肺がんや乳がんなどほかのがんが脳に転移した「転移性脳腫瘍」に分けています(がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉について」2026年)。

区別 原発性脳腫瘍 転移性脳腫瘍(脳転移)
どこから生じるか 脳やその周りの組織 肺・乳房・大腸など、ほかの臓器のがん
治療の組み立て 脳腫瘍として治療する もとのがんの担当医が中心になり、放射線治療科や脳神経外科と連携する
薬の選び方 脳腫瘍の種類に合わせる もとのがんの種類や遺伝子の型に合わせる

出典:がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉について」「脳腫瘍〈成人〉治療」(2026年3月27日更新)。

脳転移は、がんがもとの臓器から離れた場所へ広がった「遠隔転移」の一つです。多くのがんでは、遠隔転移があるとステージ4に分類されます。ステージの決まり方はがんのステージはいくつまでかを説明した記事で扱っています。

脳転移は、どのくらいの人に起こりますか?

がん患者さんの約10〜30%に起こると報告されています。脳に転移するがんでは、肺がんが約半数を占めます。

がん情報サービスは、脳転移はがん患者さんの約10〜30%に発生すると報告されており、脳に転移するがんは肺がんが約半数で、次いで乳がん、大腸がんなどが多いとしています(がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉について」2026年)。

もとのがんの種類ごとに、どのくらいの割合の人に脳転移が見つかったかを調べた研究もあります。米国デトロイト地域のがん登録で、1973〜2001年に診断された人を調べた研究です(Barnholtz-Sloan JS, et al. J Clin Oncol 2004)。

もとのがん 脳転移が見つかった人の割合
肺がん 19.9%
悪性黒色腫(メラノーマ) 6.9%
腎がん 6.5%
乳がん 5.1%
大腸がん 1.8%
調べたがん全体 9.6%

出典:Barnholtz-Sloan JS, et al. J Clin Oncol 2004;22(14):2865-2872。

この研究の全体の割合(9.6%)は、がん情報サービスの「約10〜30%」の下の端に近い数字です。どの集団を、どの時代に、どんな方法で数えたかによって、割合は変わります。「肺がんで多く、大腸がんでは少ない」という並びは、どちらの資料でも同じです。

脳転移では、どんな症状が出ますか?

頭痛や吐き気など頭の中の圧が高まって起こる症状と、転移した場所に応じたまひ・言葉・視野の症状が出ます。

がん情報サービスは、脳転移では「頭蓋内圧亢進症状」や「巣症状(局所症状)」などが起こり、症状は腫瘍の大きさや転移した位置によって違うとしています。けいれん、高次脳機能障害、精神症状が起こることもあります(がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉について」2026年)。

頭の中の圧が高まって起こる症状

腫瘍やその周りのむくみ(脳浮腫)で頭の中の圧が上がると、次のような症状が出ます。

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 意識がぼんやりする(意識障害)

朝起きたときや昼寝のあとに症状が強く出ることがあります(同)。

転移した場所に応じた症状

脳は場所ごとに働きが分かれているため、腫瘍のある場所によって症状が変わります。がん情報サービスは、場所ごとの症状の例を次のように挙げています(同)。

腫瘍のある場所 出ることがある症状
前頭葉 腫瘍と反対側の手足のまひ(片まひ)、てんかん発作(けいれん)
前頭葉(言葉の中枢) 言葉は理解できるが、うまく話せない(運動性失語)
後頭葉 腫瘍と反対側の視野が、両方の目で欠ける(同名半盲)

出典:がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉について」(2026年3月27日更新)。

けいれん発作がある場合や、起こす危険がある場合は、原則として車の運転はできません(がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉治療」2026年)。運転をしてよいかは、担当医に確かめてください。

脳転移は、どうやって見つけますか?

頭のMRIやCTで調べます。病巣をはっきり写すために、必要に応じて造影剤を使います。

がん情報サービスは、脳腫瘍の検査について、CT検査やMRI検査では病巣をより鮮明に描き出すために必要に応じて造影剤を使うこと、見つかった腫瘍がほかの臓器のがんの転移かどうかを確かめるために胸やおなかのCT検査を行うことがあること、最終的には生検か手術で腫瘍を採って診断することを説明しています(がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉検査」2026年)。

すでにがんの治療を受けている人では、頭の症状が出たときや、病状を確かめる検査の一つとして、頭の画像検査が行われます。CTとMRIの違いや造影剤の注意点は、CTとMRIの違いを説明した記事で扱っています。

脳転移の治療には、何がありますか?

定位放射線治療、全脳照射、手術、薬物療法を、転移の数・大きさ・場所、もとのがん、全身の状態に合わせて、単独か組み合わせで使います。

がん情報サービスは、2024年版の脳腫瘍診療ガイドラインに基づいて、脳転移の治療を次のように説明しています(がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉治療」2026年)。

治療 主に検討されるとき
定位放射線治療 腫瘍が小さく(一般に3cm未満)、数が少ない(1〜4個程度)とき。通常10個程度までは可能
全脳照射 転移の数が多いとき
手術 神経の症状が強いとき、腫瘍が3cm以上で定位放射線治療の効果が下がるとき。手術のあとに定位放射線治療や全脳照射を行うことがある
薬物療法 もとのがんに合わせて、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬などが有効な場合がある
症状を和らげる治療 強い脳浮腫にステロイド薬、けいれん発作の予防に抗てんかん薬、水頭症にシャント手術

出典:がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉治療」(2026年3月27日更新。日本脳腫瘍学会編「脳腫瘍診療ガイドライン 成人脳腫瘍編 2024年版」に基づく)。

定位放射線治療は、腫瘍だけにねらいを絞って高い線量の放射線を当てる方法で、専用の装置を使い、1回から数回程度で終わります。全脳照射は、脳全体に放射線を当てる方法です(がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉治療」2026年)。放射線治療の全体像は、この記事の最後の「次に読む」で紹介する記事にまとめています。

ステロイド薬は脳浮腫による症状を和らげることがありますが、効果は一時的なことも多く、胃潰瘍や糖尿病、感染などの副作用にも注意が要ります。抗てんかん薬は、自分の判断で飲み方を変えたりやめたりしないことが大切です(がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉治療」2026年)。

手術の試験

脳転移が1個だけの人を、手術で取ってから全脳照射をする群と、針で組織を採って診断したうえで全脳照射をする群にくじ引きで分けた試験があります。48人の比較で、もとの場所での再発は手術群20%、放射線群52%、生存期間の中央値は40週と15週、身の回りのことが自分でできた期間の中央値は38週と8週でした(Patchell RA, et al. N Engl J Med 1990)。1990年の、48人の試験です。

薬が脳に届くか

もとのがんの薬が、脳の転移にも同じように効くとは限りません。薬によって、脳の転移への効き方に差があることが比較試験で示されています。

たとえば、EGFR遺伝子変異のある進行した肺がんの比較試験では、脳の画像を確認できた200人のうち128人に脳転移がありました。この128人で比べると、脳の転移が縮んだ人の割合は、新しい世代の分子標的薬(オシメルチニブ)で66%、従来の分子標的薬で43%でした(Reungwetwattana T, et al. J Clin Oncol 2018)。試験全体の中から、脳転移のある人を取り出して比べた解析です。どの薬が使えるかは、がんの種類と遺伝子検査の結果で決まります。分子標的薬の仕組みは分子標的薬とは何かを説明した記事で扱っています。

放射線治療で、記憶や考える力はどうなりますか?

全脳照射は、記憶や考える力を下げることがあります。定位放射線治療で対応できる人では、全脳照射を足さない治療が選ばれることが増えています。

脳転移の治療では、長く生きられるかどうかに加えて、記憶や考える力(認知機能)をどれだけ保てるかが、比較試験の主な評価項目として調べられています。

定位放射線治療に、全脳照射を足すかどうか

脳転移が1〜3個の人213人を、定位放射線治療だけの群と、定位放射線治療に全脳照射を足す群にくじ引きで分けた米国などの試験です(Brown PD, et al. JAMA 2016)。

比べた項目 定位放射線治療だけ 定位放射線治療+全脳照射
3か月後に認知機能の低下があった人(主要評価項目) 63.5%(63人中40人) 91.7%(48人中44人)
頭の中の再発 早く起きやすかった(ハザード比3.6) 起きにくかった
生存期間の中央値 10.4か月 7.4か月(差ははっきりしない。ハザード比1.02、P=0.92)

出典:Brown PD, et al. JAMA 2016;316(4):401-409。

全脳照射を足すと、頭の中の再発は減りましたが、生存期間は変わらず、認知機能の低下は増えました。著者らは、定位放射線治療で治療できる1〜3個の脳転移では、定位放射線治療だけの方針が望ましい可能性があると結論しています。

この数字から言えないこと

認知機能の割合は、3か月の時点で検査を受けられた人(63人と48人)の中での割合で、くじ引きで分けた213人全員の数字ではありません。また、定位放射線治療だけの群では頭の中の再発が早く起きやすく、そのぶん画像で経過を見ることが前提になります。「全脳照射はしないほうがよい」ではなく、何を得て何を引き受けるかの比較です。

91.7%

定位放射線治療に全脳照射を足した群で、3か月後に認知機能の低下があった人の割合。定位放射線治療だけの群では63.5%でした。生存期間には差がありませんでした。

出典:Brown PD, et al. JAMA 2016

転移が5〜10個ある場合

日本の23施設で、定位放射線治療だけで治療した1,194人を、転移の数ごとに比べた研究があります。腫瘍の合計の体積が15mL以下、1個ずつが10mL未満かつ長い径3cm未満の人が対象です。生存期間の中央値は、1個の人で13.9か月、2〜4個の人で10.8か月、5〜10個の人で10.8か月で、5〜10個の人は2〜4個の人に劣らないという結果でした。治療による副作用は、2〜4個の人と5〜10個の人でどちらも9%でした(Yamamoto M, et al. Lancet Oncol 2014)。くじ引きで分けた試験ではなく、前向きに登録して追った観察研究です。

全脳照射が必要な場合

全脳照射を行う場合に、記憶にかかわる海馬という部分への線量を減らす方法も調べられています。認知症の薬(メマンチン)を併用した全脳照射518人の比較で、海馬を避けて照射した群では、認知機能が落ちる危険がハザード比0.74と低くなりました。生存期間と、頭の中で病気が進むまでの期間には、はっきりした差はありませんでした(Brown PD, et al. J Clin Oncol 2020)。

脳転移があると、余命はどのくらいですか?

もとのがんの種類、遺伝子の型、脳転移の数、全身の状態などで大きく変わり、1つの数字では言えません。

米国などの複数の施設で新たに脳転移と診断された6,984人を調べた研究では、がんの種類ごとにいくつかの項目を点数にして分けると(GPAと呼ばれる予後の目安)、生存期間の中央値は次の幅に広がりました(Sperduto PW, et al. J Clin Oncol 2020)。

もとのがん 生存期間の中央値の幅(点数の低い群〜高い群)
非小細胞肺がん 7〜47か月
乳がん 3〜36か月
悪性黒色腫 5〜34か月
消化器のがん 3〜17か月
腎がん 4〜35か月

出典:Sperduto PW, et al. J Clin Oncol 2020。

同じ「脳転移」でも、もとのがんと条件によって、中央値に数か月から数年までの開きがあります。この研究の対象は、治療を受けた施設で集められた人たちです。余命の数字が何を意味し、どこまで当たるのかは、余命宣告はいつされるかを説明した記事で扱っています。

脳転移と言われたら、何を確かめればよいですか?

転移の数と大きさ、症状があるか、もとのがんの薬が脳にも効く見込みがあるか、そして治療ごとに何を得て何を引き受けるかです。

担当医に確かめる項目は次のとおりです。

  • 脳転移はいくつあり、いちばん大きいものは何cmか
  • いまの症状は脳転移によるものか。ステロイド薬や抗てんかん薬は必要か
  • 定位放射線治療で治療できるか。全脳照射を勧められた場合は、その理由
  • 手術を検討する大きさや場所か
  • もとのがんの薬が、脳の転移にも効く見込みがあるか
  • 車の運転をしてよいか
  • 治療のあと、頭のMRIをどのくらいの間隔で撮るか

脳転移の治療は、もとのがんの担当医、放射線治療医、脳神経外科医がかかわります。誰が治療方針をまとめているのかも、あわせて確かめておくと話がつながりやすくなります。

脳転移の治療は、ここ十数年で、全脳照射を基本とする考え方から、転移の数と大きさに応じて定位放射線治療や薬を使い分ける考え方へ移ってきました。比較試験が比べているのは、生存期間だけではありません。頭の中の再発をどこまで抑えるかと、記憶や考える力をどこまで保つかの釣り合いを、一人ひとりの条件で決める治療になっています。

新見正則医院院長 新見正則

監修

新見正則(にいみ まさのり)

新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年、英国オックスフォード大学にて移植免疫学の医学博士(Doctor of Philosophy)取得。2020年まで帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。外科医、免疫学者、漢方医として臨床と研究の両方に携わる。

日本外科学会 外科専門医・指導医/日本消化器外科学会 消化器外科指導医/日本東洋医学会 漢方専門医/アメリカ外科学会フェロー(FACS)

詳しいプロフィール

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よくある質問

Q脳転移とはどういう意味ですか?

ほかの臓器で生じたがんが、血液の流れによって脳に運ばれ、そこで増えたものです。医学の言葉では転移性脳腫瘍といい、脳そのものから生じる原発性脳腫瘍とは区別されます。がん患者さんの約10〜30%に起こると報告されており、肺がんからの転移が約半数を占めます。

Q脳転移の初期症状は何ですか?

頭痛、吐き気、意識がぼんやりするといった頭の中の圧が高まる症状と、手足のまひ、言葉が出にくい、視野が欠けるといった転移した場所に応じた症状があります。けいれんや、考える力・気分の変化が出ることもあります。症状は腫瘍の大きさと位置で違います。

Q脳転移は治療できますか?

定位放射線治療、全脳照射、手術、薬物療法があり、転移の数・大きさ・場所、もとのがん、全身の状態に合わせて選びます。腫瘍が小さく数が少ない場合は定位放射線治療が、数が多い場合は全脳照射が、3cm以上や症状が強い場合は手術が検討されます。もとのがんによっては、分子標的薬などが脳の転移にも効くことがあります。

Q全脳照射で認知症になりますか?

全脳照射は、記憶や考える力を下げることがあります。脳転移が1〜3個の人の比較試験では、定位放射線治療に全脳照射を足した群で、3か月後に認知機能の低下があった人は91.7%、定位放射線治療だけの群では63.5%でした。生存期間には差がありませんでした。全脳照射が必要な場合は、海馬への線量を減らす方法も調べられています。

Q脳転移があると余命はどのくらいですか?

もとのがんの種類、遺伝子の型、脳転移の数、全身の状態で大きく変わります。6,984人を調べた研究では、生存期間の中央値は、非小細胞肺がんで7〜47か月、乳がんで3〜36か月など、条件によって数か月から数年までの幅がありました。

参考文献

  1. 国立がん研究センター がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉について」(2026年3月27日更新・2026年10月25日確認)
    https://ganjoho.jp/public/cancer/brain_adult/about.html
  2. 国立がん研究センター がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉治療」(2026年3月27日更新・2026年10月25日確認)
    https://ganjoho.jp/public/cancer/brain_adult/treatment.html
  3. 国立がん研究センター がん情報サービス「脳腫瘍〈成人〉検査」(2026年3月27日更新・2026年10月25日確認)
    https://ganjoho.jp/public/cancer/brain_adult/diagnosis.html
  4. Barnholtz-Sloan JS, Sloan AE, Davis FG, et al. Incidence proportions of brain metastases in patients diagnosed (1973 to 2001) in the Metropolitan Detroit Cancer Surveillance System. J Clin Oncol. 2004;22(14):2865-2872.
    https://doi.org/10.1200/JCO.2004.12.149
  5. Patchell RA, Tibbs PA, Walsh JW, et al. A randomized trial of surgery in the treatment of single metastases to the brain. N Engl J Med. 1990;322(8):494-500.
    https://doi.org/10.1056/NEJM199002223220802
  6. Brown PD, Jaeckle K, Ballman KV, et al. Effect of Radiosurgery Alone vs Radiosurgery With Whole Brain Radiation Therapy on Cognitive Function in Patients With 1 to 3 Brain Metastases: A Randomized Clinical Trial. JAMA. 2016;316(4):401-409.
    https://doi.org/10.1001/jama.2016.9839
  7. Yamamoto M, Serizawa T, Shuto T, et al. Stereotactic radiosurgery for patients with multiple brain metastases (JLGK0901): a multi-institutional prospective observational study. Lancet Oncol. 2014;15(4):387-395.
    https://doi.org/10.1016/S1470-2045(14)70061-0
  8. Brown PD, Gondi V, Pugh S, et al. Hippocampal Avoidance During Whole-Brain Radiotherapy Plus Memantine for Patients With Brain Metastases: Phase III Trial NRG Oncology CC001. J Clin Oncol. 2020;38(10):1019-1029.
    https://doi.org/10.1200/JCO.19.02767
  9. Reungwetwattana T, Nakagawa K, Cho BC, et al. CNS Response to Osimertinib Versus Standard Epidermal Growth Factor Receptor Tyrosine Kinase Inhibitors in Patients With Untreated EGFR-Mutated Advanced Non-Small-Cell Lung Cancer. J Clin Oncol. 2018;36(33):3290-3297.
    https://doi.org/10.1200/JCO.2018.78.3118
  10. Sperduto PW, Mesko S, Li J, et al. Survival in Patients With Brain Metastases: Summary Report on the Updated Diagnosis-Specific Graded Prognostic Assessment and Definition of the Eligibility Quotient. J Clin Oncol. 2020;38(32):3773-3784.
    https://doi.org/10.1200/JCO.20.01255

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