成功例:膀胱がん+多発肝転移・腹水/緩和医療/超高齢者/90代/男性

当院では8割以上の患者さんが当院基準の成功例に入ります。
●当院の「成功例」の定義は以下です。
〇がんとの併存では、主治医が告げた予後の3倍以上生存する。
〇がんの再発防止では、再発しない。
〇難症では、1年後に通院不要になる。
●上記以外を「不成功例」とします。

〇余命予測 1から2ヶ月
〇経過  血尿にて膀胱がんが発見される。TURBT(経尿道的膀胱腫瘍切除術)と画像診断でステージ2期に該当した。そこで、膀胱全摘術が施行され、回腸導管による尿路変更術が施行された。術後にシスプラチンも使用された。そして3年後に肝臓の多発転移が発見される。前回の治療が辛かったためか、本人はまったく治療を希望せず。主治医は「治療を行わなければ、1から2ヶ月」と告げて、緩和医療を紹介した。そしてフアイアの内服が始まった。

〇結果  1年後の現在も元気。
〇投薬  フアイア顆粒1包+α x2/日
〇副作用 なし
〇薬代  6万6000円/月
〇診察料 初すべて電話診療(10分以内)にて無料
〇コメント
90歳以上は超高齢者に該当します。男子の平均寿命の80歳はとうに越えています。天寿が目の前です。本人の意向が最優先でいいと思います。なにも治療を行わなくても、運が良ければ、そしてフアイアが効けば、今回のように主治医の予想に反して長生きできます。天命間近のがんは「天寿がん」と称してもいいと思っています。ある年齢(通常は50歳ぐらい)からは毎日数千個がんの芽はできていると言われています。その芽を摘んでいるのが免疫力です。免疫力を落とす手術や抗がん剤治療よりも、副作用がなく免疫力をアップするフアイアの内服で希望を繋ぐのはナイスな作戦と思っています。ある年齢になれば「がん放置療法」も選択肢のひとつです。ひとそれぞれの人生観です。

●内部リンク(当ブログで参考になる他の記事)

(超)高齢者には「がん放置療法」で

緩和医療

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