成功例:脳のがん/脳転移/肺小細胞がん/50代/男性

当院では8割以上の患者さんが当院基準の成功例に入ります。
●当院の「成功例」の定義は以下です。
〇がんとの併存では、主治医が告げた予後の3倍以上生存する。
〇がんの再発防止では、再発しない。
〇難症では、1年後に通院不要になる。
●上記以外を「不成功例」とします。

〇余命予測 数ヶ月
〇経過  肺の小細胞癌(ステージ2)を偶然のCT検査で発見された。外科手術の適応ではなく、化学放射線療法(シスプラチン+イリノテカン)が選択され、がんは画像診断上消失した。脳転移の予防のために全脳照射も行われた。6ヶ月後に肺に再発(感受性再発)と脳転移が認められ、転移巣には定位照射が施行された。抗がん剤はシスプラチン+イリノテカンの再チャレンジが行われた。そしてフアイアの内服を始めた。脳転移巣の大きさは不変で、共存しなんとか2年を迎える。
〇結果  2年後も健在
〇投薬  フアイア顆粒1包+α x2/日
〇副作用 なし
〇薬代  6万6000円/月
〇診察料 すべて電話診療(10分以内)にて無料
〇コメント
肺がんは小細胞がんと非小細胞がん(扁平上皮癌、腺癌、大細胞癌)に分けられ、小細胞がんは特に予後が不良のものが多いのです。そして脳転移も頻発するので、予防的に全脳照射が行われています。小細胞がんの予後は不良で、特に再発例の予後は不良ですが、再チャレンジの抗がん剤の効果にフアイアが重なって、延命を得られていると思っています。

●内部リンク(当ブログで参考になる他の記事)

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