フアイアが人に効くなら、愛犬にも使いたい
新見正則医院は人を対象にしたクリニックです。明らかな抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアを単独、または漢方薬を加えて治療を行っています。がんや難病・難症の患者さんが大多数ですが、健康維持のためにフアイアを内服している方もいます。
生薬フアイアは1992年には中国では抗がん新薬として認可されていますが、本邦には健康食品扱いで原材料が輸入されています。それを日本で加工して提供しています。生薬フアイアの記念すべき年は2018年でした。この年に1000例規模のがん患者さんを集めたランダム化大規模臨床試験を生存率で勝ち抜いた論文が、一流英文誌「Gut」に掲載されました。僕がフアイアを患者さんで使い始めて約10年後のことでした。実臨床での使用感は「間違いなく効いている」という印象でした。しかし、人を説得するには、特に西洋医を説得するには明らかなエビデンスが必要なのです。その明らかな抗がんエビデンスが一流英文誌「Gut」に掲載されたランダム化された大規模臨床試験の結果でした。
アメリカ臨床腫瘍学会(ASCO)のエビデンスピラミッドの頂点に存在するのが1000例規模の大規模臨床試験です。シャーレの中での培養がん細胞の実験や、動物でのデータはエビデンスレベルが最下位です。症例報告のエビデンスレベルも低く、また多数の人を集計した結果でも過去を論じたものはエビデンスレベルの真ん中です。薬を内服する群と内服しない群をクジ引きで決めるランダム化試験がエビデンスピラミッドの最上位となるには必要で、かつ100例では不足で1000例規模が必要です。フアイアはなんとその1000例規模のランダム化された大規模臨床試験を生存率で勝ち抜きました。
そのフアイアの英文論文を読んで、僕が実臨床で実感していたフアイアの効果は本物であったと確信できたのです。そしてそのフアイアを啓発・普及させたく大学病院の教職を辞めて、飯田橋に新見正則医院を開院しました。2020年9月2日のことでした。その後は、多数の患者さんに生薬フアイア単独、または生薬フアイアに漢方薬を加えて治療を行っていますが、とても好結果です。なにより副作用が基本的にないこと、どの治療とも併用可能なことが最大の利点です。
フアイアは免疫力を基本的にアップさせますので、がんや感染症に有効です。そして多成分系(単一成分ではないということ)の生薬らしく双方向に働きます。ですから免疫力を上げる作用が注目されますが、実は上がりすぎている免疫をダウンさせることも可能です。免疫はいろいろなタンパク質に対して反応するので、それぞれのタンパク質に対して最良の状態、上がりすぎの状態、下がりすぎの状態が生じます。フアイアはそれぞれのタンパク質に対する免疫の状態を、それぞれに中庸にすることが可能なのです。だからこそ、免疫力が低下して生じるがんでは多数の臨床論文が出されていますが、免疫の亢進状態である乾癬、IgA腎症、アトピー、喘息などでも有効性が示されています。ですから、健康維持にも極めて有用です。実際の健康維持を目的としてフアイアを飲んでいる方は多数存在します。そして僕を含めて、僕の家族は健康維持のためにフアイアを内服しています。
そんながん、難病・難症に有効で、健康維持にも役立つ生薬フアイアを愛犬に飲ませたいという問い合わせが最近は増えています。そんな時には、「わが家の愛犬の小雪ちゃんもフアイアを飲んでいますから、是非試してください!」と告げています。小雪ちゃんはもうすぐ14歳ですが、病気もせず、毛並みも良く、獣医さんにも、トリミングの方にも褒められます。
是非、愛犬にもフアイアを与えてください。そして飼い主さんも元気であることが愛犬にはもっとも大切なことですから、「一緒に飼い主さんもフアイアを飲んで下さい」と言い添えているのです。
獣医版フローチャートペット漢方薬
西洋医に大好評のフローチャートシリーズに「獣医版フローチャートペット漢方薬」があります。東京大学内の書店で一番売れた実績もあります。多くの獣医師や愛犬家の方々に愛読されている書籍です。
この書籍を僕と一緒に書いたがん治療で高名な獣医師井上明先生が新見正則医院の(影の)副院長です。ペットの相談で僕では解りかねるときは井上先生に遠隔対応して頂いています。井上明先生もご自身が外来を行っている複数のペット病院で、フアイアをがんの犬に積極的に使用して、好結果を得ています。
新見正則医院にご連絡ください
まず、飼い主さんがフアイアを飲んで下さい。そして気に入ったら、ご自身のフアイアの一部を愛犬に与えてください。食事に振りかければ、多くの場合フアイアも一緒に食べます。なにかに混ぜ込んでも全く問題ありません。
フアイアは1000例規模のランダム化された大規模臨床試験を勝ち抜きましたが、保険収載されていません。少々経済毒性があります。しかし経済毒性以外の副作用はなく(まれに起こる下痢のみ)、またどの治療とも併用可能なため、機会損失(他の治療が行えない)もありません。
フアイアのお試し希望の方は以下を参考にして下さい。1ヶ月分30包が3万3000円(税込、送料無料)です。電話対応の場合は、初診料は不要です。
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がんの例え話「雑草と土壌」
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生薬フアイア概説
まずフアイアを試したいときには
執筆者略歴 新見正則
新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得 (Doctor of Philosophy)。外科医 x サイエンティスト x 漢方医としてレアな存在で活躍中。2020年まで帝京大学医学部博士課程指導教授 (外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞 (脳と免疫)。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。漢方JP主宰者。
新見正則の生き方論は以下の書籍も参考にしてください。
しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通(新興医学出版社)
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