膵臓がんの手術はなぜ難しい?切除できる条件がわからず不安な人へ

膵臓のがんの透過イラストと、奥の手術室とCT画像

膵臓がんの手術が難しいのは、がんが近くの太い血管に広がりやすく、手術そのものも大きいからです。

国立がん研究センターは、膵臓がんの治療を、手術で切除できるかどうかで「切除可能」「切除可能境界」「切除不能」に分けて決めると説明しています(国立がん研究センター がん情報サービス「膵臓がん 治療」2026年3月19日更新)。分ける基準になるのは、がんと周りの血管との位置関係です。

膵臓がんの手術は、なぜ難しいのですか?

がんが太い血管に広がりやすい場所にあること、切除する範囲とつなぎ直す場所が多いこと、切除しても再発が多いことの3つです。

膵臓は胃の後ろ、体の奥にある臓器です。膵臓のすぐ近くには、腸や肝臓、胃に血液を送る太い血管が通っています。手術ができるかどうかを判断するときに見るのは、次の血管です。

  • 門脈・上腸間膜静脈(腸からの血液を肝臓へ運ぶ静脈)
  • 上腸間膜動脈(小腸や大腸の多くに血液を送る動脈)
  • 腹腔動脈・総肝動脈(胃や肝臓、脾臓に血液を送る動脈)

がんがこれらの血管に広がっていると、血管を残したままがんだけを取ることができません。がん情報サービスは、切除不能を「がんが膵臓周辺の大きな血管を巻き込んでいたり、別の臓器に転移していたりして手術ができない場合」と説明しています(がん情報サービス「膵臓がん 治療」2026年)。

手術ができる場合も、切除する範囲は広くなります。膵頭部のがんでは、膵臓の一部とともに十二指腸や胆管の下部まで取り、残った膵臓を小腸につなぎ直します。さらに、切除できたあとも再発が多いため、手術の前後に薬物療法を組み合わせます。それぞれ下の節で説明します。

切除できるかどうかは、どうやって決まりますか?

画像検査で、がんが血管にどのくらい接しているかを調べ、切除可能・切除可能境界・切除不能の3つに分けます。

膵臓がんを切除できるかを決める、がんが血管を取り囲む角度の図。180度未満か180度以上かで分かれ、静脈では180度以上でも範囲によっては切除可能境界、上腸間膜動脈や腹腔動脈では180度以上で切除不能になる

日本膵臓学会の膵癌取扱い規約 第8版は、がんが血管の周りをどのくらい取り囲んでいるかを角度で表します。血管の周り360度のうち、180度未満か、180度以上かが分かれ目です(Ishida M, et al. Japanese classification of pancreatic carcinoma by the Japan Pancreas Society: Eighth edition. J Hepatobiliary Pancreat Sci 2024)。

区分 血管・転移との関係
切除可能(R) 門脈・上腸間膜静脈に接していないか、接していても180度未満で、血管がふさがっていない。上腸間膜動脈・腹腔動脈・総肝動脈の周りの脂肪の層に、がんが接していない
切除可能境界(BR-PV) 動脈には接していない。門脈・上腸間膜静脈に180度以上接しているか、ふさいでいるが、その範囲が十二指腸の下の縁を越えない
切除可能境界(BR-A) 上腸間膜動脈か腹腔動脈に180度未満で接している(血管が狭くなったり変形したりしていない)。または総肝動脈に接しているが、固有肝動脈や腹腔動脈には及んでいない
切除不能・局所進行(UR-LA) 門脈・上腸間膜静脈に180度以上接しているか、ふさいでいて、その範囲が十二指腸の下の縁を越える。上腸間膜動脈か腹腔動脈に180度以上接している。総肝動脈から固有肝動脈や腹腔動脈に及ぶ。大動脈に接している
切除不能・遠隔転移(UR-M) 離れた臓器への転移や、膵臓の周り以外のリンパ節への転移がある

出典:Ishida M, et al. J Hepatobiliary Pancreat Sci 2024(膵癌取扱い規約 第8版の英語版)をもとに作成

表のとおり、静脈では180度以上接していても、範囲によっては切除可能境界にとどまります。一方、上腸間膜動脈や腹腔動脈では、180度以上接すると切除不能に分かれます。動脈への広がりのほうが、判断を厳しくしています。

がん情報サービスによると、切除可能と判断されれば手術が治療の中心になり、その前後に薬物療法を組み合わせることもあります。切除可能境界では、手術の前に薬物療法や化学放射線療法を置き、その効き方を見て手術に進むかを決めます。切除不能と判断された場合は、手術ではなく薬物療法や化学放射線療法が中心になります(がん情報サービス「膵臓がん 治療」2026年)。がん情報サービスのこの説明は、膵癌診療ガイドライン2025年版にもとづいています。

膵臓がんの手術には、どんな方法がありますか?

がんのある場所によって、膵頭十二指腸切除術、膵体尾部切除術、膵全摘術のいずれかを行います。

術式 対象と切除する範囲 主な合併症・手術後の変化
膵頭十二指腸切除術 膵頭部を中心にがんがある場合。膵頭部とともに、十二指腸、胆のうと胆管の下部、周りのリンパ節を切除します つなぎ目からの膵液・胆汁の漏れ、胆管の感染(胆管炎)、おなかの中の炎症(腹膜炎)や出血、食べたものが胃にとどまりやすくなる胃内容排出遅延
膵体尾部切除術 膵体尾部にがんがある場合。膵臓の体部と尾部を、周りのリンパ節とともに切除します 膵液の漏れ、腹膜炎・出血、細菌に対する抵抗力の低下。脾臓を取った場合は肺炎球菌ワクチンの接種が勧められています
膵全摘術 がんが膵臓全体に及ぶ場合。膵臓をすべて摘出します インスリンなどのホルモンが出なくなることによる糖尿病、消化吸収障害、脂肪肝

出典:国立がん研究センター がん情報サービス「膵臓がん 治療」(2026年3月19日更新)をもとに作成

膵頭十二指腸切除術では、切除したあと、残った膵臓を小腸につなぎ合わせ、膵液が小腸に流れるようにします。がんが血管を巻き込んでいる場合は、血管の一部も切除します(がん情報サービス「膵臓がん 治療」2026年)。おなかに小さな穴を開けて行う腹腔鏡下膵切除やロボット支援下膵切除もありますが、実施できる施設は限られています。

手術一般で得られるものと体にかかる負担の考え方は、がんの手術のメリットとデメリットの記事で整理しています。

膵臓がんの手術では、どんな合併症が多いですか?

代表的なのは、手術のあとに膵液が漏れ出る膵液瘻です。全国の集計では、膵頭十二指腸切除術を受けた人の22.22%に起きていました。

日本の手術の全国データベース(NCD)を使い、2011〜2012年に1,311施設で膵頭十二指腸切除術を受けた17,564人を調べた研究があります(Aoki S, et al. Risk factors of serious postoperative complications after pancreaticoduodenectomy: a nationwide study of 17,564 patients in Japan. J Hepatobiliary Pancreat Sci 2017)。

項目 割合
何らかの合併症 41.56%
膵液瘻(重さを問わない) 22.22%
最も重い段階の膵液瘻(グレードC) 4.83%
手術後30日以内の死亡 1.31%
入院中の死亡 2.88%

出典:Aoki S, et al. J Hepatobiliary Pancreat Sci 2017(膵頭十二指腸切除術17,564人、2011〜2012年)

論文は、グレードCの膵液瘻はおなかの中の出血を伴うことが多く、死亡につながることがあると述べています。グレードCになった人の70.5%は、命に関わる段階の合併症(Clavien-Dindo分類のⅣ〜Ⅴ)に至っていました。

この集計には、膵臓がん以外の病気で手術を受けた人も含まれます。膵臓がんと診断されたのは49.23%で、ほかに胆管の下部のがんや十二指腸乳頭部のがんなどがありました。

手術を受ける病院によって、結果は変わりますか?

日本の調査では、高難度の手術を多く行う学会の認定施設で、膵頭十二指腸切除術による死亡が少なかったと報告されています。

NCDに登録された施設へのアンケートに回答した631の診療科で、2013〜2014年に行われた膵頭十二指腸切除術11,684件を調べた研究です。手術による死亡(入院中は手術後90日まで、退院後は手術後30日以内の死亡)は、全体で2.5%でした(Mizuma M, et al. Impact of a board certification system and implementation of clinical practice guidelines for pancreatic cancer on mortality of pancreaticoduodenectomy. Surg Today 2020)。

施設の区分(日本肝胆膵外科学会) 手術による死亡
修練施設A(高難度の肝胆膵手術を年50件以上) 1.53%(5,304件中81人)
修練施設B(同 年30件以上) 2.60%(1,847件中48人)
認定のない施設 3.60%(4,533件中163人)

出典:Mizuma M, et al. Surg Today 2020(膵頭十二指腸切除術11,684件、2013〜2014年)

患者さんの背景をそろえた解析でも、修練施設Aでは、認定のない施設に比べて死亡のオッズ比が0.49(95%信頼区間0.37〜0.66)でした。修練施設Bでは、はっきりした差はありませんでした。

この研究は、アンケートに回答したのが対象の44.6%の診療科にとどまり、膵臓がん以外の病気の手術も含んでいます。著者らも、回答した施設の偏りを除けないとしています。

手術を受ける病院を比べたいときは、ほかの病院の医師に意見を聞く方法があります。手順はセカンドオピニオンは紹介状なしで受けられるかの記事にまとめています。

手術できる膵臓がんでも、手術の前に抗がん剤を使うのはなぜですか?

手術の前後に薬物療法を受けると、再発しにくくなる可能性が示されているためです。日本の試験では術前の抗がん剤で全生存期間が長くなりましたが、海外では差が出なかった試験もあります。

がん情報サービスは、切除可能な膵臓がんについて「手術の前や後に、一定期間薬物療法を受けると、再発しにくくなる可能性が示されています」と説明しています(がん情報サービス「膵臓がん 治療」2026年)。

根拠の1つが、日本の57施設で行われたPrep-02/JSAP05試験です。2013〜2016年に、動脈に接していない切除可能な膵臓がんの364人を、すぐに手術する群と、ゲムシタビンとS-1を2コース(1コース3週間)行ってから手術する群に分けました(Unno M, et al. Neoadjuvant Chemotherapy With Gemcitabine and S-1 Versus Upfront Surgery for Resectable Pancreatic Cancer. Ann Surg 2026)。

項目 術前化学療法の群 すぐに手術した群
全生存期間の中央値 37.0か月 26.6か月
無再発生存期間の中央値 14.3か月 11.3か月
実際に切除を受けた割合 77% 72%

出典:Unno M, et al. Ann Surg 2026。切除を受けた割合は Satoi S, et al. 2019年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会の発表

全生存期間のハザード比は0.73(95%信頼区間0.56〜0.95)、無再発生存期間のハザード比は0.77(同0.61〜0.98)でした。術前化学療法の間に、グレード3〜4の副作用が72.8%の人に出ており、主に白血球や好中球の減少でした。どちらの群でも、手術による死亡はありませんでした(Unno M, et al. 2019年ASCO消化器がんシンポジウム 抄録189)。肝臓への再発は、術前化学療法の群で30.0%、すぐに手術した群で47.9%でした(Unno M, et al. Ann Surg 2026)。

一方、北欧の多施設で行われたNorPACT-1試験(第2相)は、切除可能な膵頭部がんで、手術の前にFOLFIRINOXを行う群とすぐに手術する群を比べました。18か月時点の全生存割合は、術前化学療法の群で60%、すぐに手術した群で73%、全生存期間の中央値は25.1か月と38.5か月でした(ハザード比1.52、95%信頼区間1.00〜2.33)。著者らは、術前のFOLFIRINOXによる生存の上乗せは示されなかったとしています(Labori KJ, et al. Lancet Gastroenterol Hepatol 2024)。使った薬、対象、試験の規模が違うため、2つの試験の結果をそのまま比べることはできません。

手術のあとに行う術後補助化学療法では、日本の試験(JASPAC 01)で、飲み薬のS-1がゲムシタビンを上回りました(Uesaka K, et al. Lancet 2016)。手術のあとに薬を加える意味は、術後補助化学療法とはの記事で説明しています。

この試験の数字が当てはまる範囲

対象は、動脈に接していない切除可能な膵臓がんで、試験の参加条件を満たした人です。術前化学療法の群でも、実際に切除を受けたのは77%で、残りの人は切除に至っていません。その理由の内訳は、学会発表の要旨では確認できませんでした。切除可能境界や切除不能の膵臓がんで手術前の薬物療法がどのくらい役立つかは、この試験からはわかりません。

切除可能境界と言われたら、どうなりますか?

先に抗がん剤、または抗がん剤と放射線治療を一定期間行い、がんの状態を確かめ直してから、手術をするかを決めます。

がん情報サービスは、切除可能境界の膵臓がんでは「化学療法や化学放射線療法を行ったあと、治癒につながる切除が可能かどうかをあらためて検討した上で、手術を行うことがあります」としています(がん情報サービス「膵臓がん 治療」2026年)。手術、放射線治療、薬物療法を組み合わせる考え方は、集学的治療とはの記事で説明しています。

切除可能境界と言われたときは、次のことを主治医に確認しておくと、この先の見通しが立てやすくなります。

  • どの血管に、どのくらい接しているのか
  • 先に行う治療の内容と期間
  • どんな結果になれば手術に進むのか

切除できないと言われても、あとから手術できることはありますか?

あります。薬物療法などがよく効いた一部の人に、あとから手術が行われることがあり、コンバージョン手術と呼ばれます。

日本肝胆膵外科学会の多施設の調査では、最初は切除できなかった膵臓がんのうち、薬物療法などが6か月を超えてよく効いたあとに手術を受けた58人と、手術を受けなかった101人を比べています。手術を受けた群の手術による死亡は1.7%、合併症は47%でした(Satoi S, et al. Role of adjuvant surgery for patients with initially unresectable pancreatic cancer. J Hepatobiliary Pancreat Sci 2013)。

背景をそろえた解析で、手術は生存に関わる独立した因子とされました(調整ハザード比0.569、95%信頼区間0.36〜0.89)。治療を始めてから240日を超えて手術した場合に、生存の差がはっきりみられました。

手術を受けた58人は、薬がよく効いた人たち

手術を受けた58人は、薬がよく効いて手術ができると判断された人たちです。手術を受けなかった101人には、切除できないままだった人や、全身状態がよくない人が含まれていました。過去の記録を集めた研究で、手術をする人としない人をくじ引きで分けたものではありません。最初に切除不能と言われた人のうち、どのくらいの人がこの手術に進めるかも、この研究からはわかりません。

離れた臓器に転移がある場合(UR-M)に手術が選ばれにくい理由には、膵臓がんに限らず、多くのがんに共通する考え方があります。

14.3か月

切除可能な膵臓がんで、術前化学療法のあとに手術を行う群の無再発生存期間の中央値です。
手術の前に抗がん剤を加えても、半数の人はこの時期までに再発するか亡くなっていました。

出典:Unno M, et al. Ann Surg 2026(Prep-02/JSAP05、日本の57施設、364人)

新見正則医院院長 新見正則

監修

新見正則(にいみ まさのり)

新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年、英国オックスフォード大学にて移植免疫学の医学博士(Doctor of Philosophy)取得。2020年まで帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。外科医、免疫学者、漢方医として臨床と研究の両方に携わる。

日本外科学会 外科専門医・指導医/日本消化器外科学会 消化器外科指導医/日本東洋医学会 漢方専門医/アメリカ外科学会フェロー(FACS)

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よくある質問

Q膵臓がんの手術はなぜ難しいのですか?

膵臓のすぐそばを、門脈・上腸間膜静脈、上腸間膜動脈、腹腔動脈などの太い血管が通っているためです。がんがこれらの血管に広がると、切除が難しくなります。手術ができる場合も、膵臓の一部とともに十二指腸や胆管などを切除し、残った膵臓を小腸につなぎ直す大きな手術になります。

Q膵臓がんで手術できるのはどんな場合ですか?

遠隔転移がなく、がんが動脈の周りに接していないことが条件です。門脈・上腸間膜静脈に接していないか、接していても180度未満で血管がふさがっていなければ、切除可能とされます(膵癌取扱い規約 第8版)。静脈に広く接している場合や、動脈に180度未満で接している場合は切除可能境界として、先に薬物療法などを行ってから手術を判断します。

Q膵臓がんの手術で亡くなる危険はどのくらいですか?

全国の17,564人の集計(2011〜2012年)では、膵頭十二指腸切除術のあと30日以内に亡くなった人は1.31%、入院中に亡くなった人は2.88%でした。何らかの合併症は41.56%、膵液瘻は22.22%に起きています。この集計には、膵臓がん以外の病気の手術も含まれます。

Q膵臓がんの手術の前に抗がん剤をするのはなぜですか?

手術の前後に薬物療法を受けると、再発しにくくなる可能性が示されているためです。日本の臨床試験(Prep-02/JSAP05)では、切除可能な膵臓がんにゲムシタビンとS-1を手術前に2コース行った群の全生存期間の中央値は37.0か月で、すぐに手術した群の26.6か月より長くなりました。一方、北欧のNorPACT-1試験では、手術前のFOLFIRINOXで生存の上乗せは示されませんでした。術前化学療法の間には、72.8%の人にグレード3〜4の副作用が出ています。

Q膵臓がんの手術は、手術件数の多い病院のほうがよいですか?

日本の研究では、高難度の肝胆膵手術を年50件以上行う日本肝胆膵外科学会の修練施設Aで、膵頭十二指腸切除術による死亡が1.53%と、認定のない施設の3.60%より少なかったと報告されています。アンケートに回答した44.6%の診療科の集計で、膵臓がん以外の病気の手術も含みます。

参考文献

  1. 国立がん研究センター がん情報サービス「膵臓がん 治療」(2026年3月19日更新、膵癌診療ガイドライン2025年版に基づく)
    https://ganjoho.jp/public/cancer/pancreas/treatment.html
  2. Ishida M, Fujii T, Kishiwada M, et al. Japanese classification of pancreatic carcinoma by the Japan Pancreas Society: Eighth edition. J Hepatobiliary Pancreat Sci. 2024;31(11):755-768. doi:10.1002/jhbp.12056
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39074998/
  3. Aoki S, Miyata H, Konno H, et al. Risk factors of serious postoperative complications after pancreaticoduodenectomy and risk calculators for predicting postoperative complications: a nationwide study of 17,564 patients in Japan. J Hepatobiliary Pancreat Sci. 2017;24(5):243-251. doi:10.1002/jhbp.438
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28196308/
  4. Mizuma M, Yamamoto H, Miyata H, et al. Impact of a board certification system and implementation of clinical practice guidelines for pancreatic cancer on mortality of pancreaticoduodenectomy. Surg Today. 2020;50(10):1297-1307. doi:10.1007/s00595-020-02017-3
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32382777/
  5. Unno M, Motoi F, Matsuyama Y, et al. Neoadjuvant Chemotherapy With Gemcitabine and S-1 Versus Upfront Surgery for Resectable Pancreatic Cancer: Results of the Randomized Phase II/III Prep-02/JSAP05 Trial. Ann Surg. 2026;283:57-64. doi:10.1097/SLA.0000000000006730
    https://doi.org/10.1097/SLA.0000000000006730
  6. Labori KJ, Bratlie SO, Andersson B, et al. Neoadjuvant FOLFIRINOX versus upfront surgery for resectable pancreatic head cancer (NORPACT-1): a multicentre, randomised, phase 2 trial. Lancet Gastroenterol Hepatol. 2024;9(3):205-217. doi:10.1016/S2468-1253(23)00405-3
    https://doi.org/10.1016/S2468-1253%2823%2900405-3
  7. Unno M, et al. Randomized phase II/III trial of neoadjuvant chemotherapy with gemcitabine and S-1 versus upfront surgery for resectable pancreatic cancer (Prep-02/JSAP-05). 2019 Gastrointestinal Cancers Symposium, abstract 189. J Clin Oncol. 2019;37(4_suppl)
    https://ace.asco.org/content/240641/abstract/169279
  8. Satoi S, et al. The effect of neoadjuvant chemotherapy with gemcitabine and S-1 for resectable pancreatic cancer (randomized phase II/III trial; Prep-02/JSAP-05). 2019 ASCO Annual Meeting, abstract 4126. J Clin Oncol. 2019;37(15_suppl)
    https://ace.asco.org/content/252533/abstract/177705
  9. Uesaka K, Boku N, Fukutomi A, et al. Adjuvant chemotherapy of S-1 versus gemcitabine for resected pancreatic cancer: a phase 3, open-label, randomised, non-inferiority trial (JASPAC 01). Lancet. 2016;388:248-57. doi:10.1016/S0140-6736(16)30583-9
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27265347/
  10. Satoi S, Yamaue H, Kato K, et al. Role of adjuvant surgery for patients with initially unresectable pancreatic cancer with a long-term favorable response to non-surgical anti-cancer treatments: results of a project study for pancreatic surgery by the Japanese Society of Hepato-Biliary-Pancreatic Surgery. J Hepatobiliary Pancreat Sci. 2013;20(6). doi:10.1007/s00534-013-0616-0
    https://doi.org/10.1007/s00534-013-0616-0

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