不成功症例6:肺がん/根治手術不可/抗がん剤終了/80代/女性

※当院の「成功例」の定義は以下です。
〇がんとの併存では、主治医が告げた予後の3倍以上生存する。
〇がんの再発防止では、再発しない。
〇難症では、1年後に通院不要になる。

上記以外を「不成功例」とします。

今回のケースです。

〇余命予測 6ヶ月以内

〇経過 血痰にて近医受診。基幹病院を紹介され、内視鏡検査で非小細胞肺がん(腺癌)と診断される。縦隔リンパ節にも転移が多数見つかり、手術はメリットが少ないと判断される。EGFR陽性にて分子標的薬(タルセバ)が開始された。その後フアイアも内服開始した。しばらく順調であったが、16ヶ月後に呼吸困難が出現、急速に悪化し、1ヶ月で他界した。往診にて一度対応させて頂きました。残念です。

〇結果 17ヶ月で他界(18ヶ月以内に亡くなったので不成功症例です)

〇投薬  フアイア顆粒+漢方薬+α x1/

〇副作用 なし

〇薬代  3万3000円/月 x16ヶ月

〇診察代 初診1万3200円+再診6600円x2+往診11万円+電話診療(10分以内)無料=13万6400円

〇コメント がんとの併存の場合はフアイアを12包以上がお勧めですが、患者さんのご希望で1日1包にて経過を追った症例です。1日1包でも主治医が予測した予後の3倍近くまではご存命でしたが、残念な結果になりました。本人は最期まで元気で大往生であったと家族は語ってくれました。フアイアを1日2包以上飲んでいれば、もっと長生きできたかはわかりません。比較のしようがありません。フアイアには重篤な副作用がないので、本当に安心してお勧めできる明らかな抗がん剤作用がある生薬です。

●内部リンク(当ブログで参考になる他の記事)

肺がんに漢方薬や生薬は?

PAGE TOP