症例(経過観察中):原発不明がん/リキッドバイオプシー/血液一滴/アクティブサーベイランス/60代/男性

当院では8割以上の患者さんが当院基準の成功例に入ります。
●当院の「成功例」の定義は以下です。
〇がんとの併存では、主治医が告げた予後の3倍以上生存する。
〇がんの再発防止では、再発しない。
〇難症では、1年後に通院不要になる。
●上記以外を「不成功例」とします。

〇余命予測 なし
〇経過  好奇心で血液1滴/尿1滴でがんがわかるという検査をうけてみたところ、陽性となった。そこで、腫瘍マーカー検査、超音波検査、CT検査、内視鏡検査、PET検査などを行ったが、がんが見つからなかった。「まだ見つかる大きさのがんになっていない状態で、ステージゼロのがんとも言えます。経過観察で行きましょう!」と言われた。無治療で経過をみるのは心配なので、免疫力を上げてがんの芽を詰むためにフアイア顆粒を開始。

〇結果  1年後の現在も元気。
〇投薬  フアイア顆粒1包+α x1/日
〇副作用 なし
〇薬代  3万3000円/月
〇診察料 初診1万3200円、再診6600円x2 他は電話診療(10分以内)にて無料
〇コメント
リキッドバイオプシーは新時代を切り開くと思っています。血液や尿などの体液からがんの破片(多くはctDNAやctRNA)を見つける作戦です。これが上手く行くと、今までのようながん検診は不要になります。リキッドバイオプシーで疑いのある人だけが、がんの所在を確かめればよいからです。ところが、今回のようにリキッドバイオプシーで陽性となって、精査を行ってもがんがまだ発見できないときは困るのです。

ある程度の年齢になると1日にがん細胞の芽は数千個誕生して、それを免疫力が退治していると考えられています。ですから、そんながんの芽を発見できる段階までリキッドバイオプシーの精度が向上すると、ある意味トラブルになります。そんなときには、免疫力をアップするフアイアの内服がお勧めなのです。がんとは共存する時代です。その大きさがある程度になると検査で見つかりますが、それまではステージゼロのがんなのです。

●内部リンク(当ブログで参考になる他の記事)

原発不明のがんに漢方薬や生薬は?

リキッドバイオプシー

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