当院では8割以上の患者さんが当院基準の成功例に入ります。
●当院の「成功例」の定義は以下です。
〇がんとの併存では、主治医が告げた予後の3倍以上生存する。
〇がんの再発防止では、再発しない。
〇難症では、1年後に通院不要になる。
●上記以外を「不成功例」とします。
〇余命予測 1年
〇経過 腰痛で受診。諸検査にて腰椎を含めた多発骨転移が見つかる。また、肺と肝臓にも転移あり。PSAが60。前立腺がんのステージ4と判明する。抗ホルモン剤使用、その後前立腺摘出術と睾丸摘出術を施行。骨転移にはゾーフィゴを使用。治療開始時からフアイア顆粒を使用している。今も健在。
〇結果 3年半後の現在も元気。
〇投薬 フアイア顆粒1包+α x2/日
〇副作用 なし
〇薬代 6万6000円/月
〇診察料 初診、再診を含めて電話診療(10分以内)にて無料
〇コメント
前立腺がんの治療はいろいろです。病期によっても異なりますし、それぞれの病期でも選択肢がいろいろです。まず、低リスクで前立腺にどどまる場合は、経過観察(アクティブサーベイランス)も可能です。なにもしないでしっかりと経過を観るという意味です。また、進行すると手術や放射線治療が考慮されます。手術はロボット支援手術も選択できます。放射線治療は通常の外照射では強度変調放射線治療(IMRT)が行われますが、2016年からは陽子線治療や重粒子線治療も保険適用になりました。
ホルモン療法はほぼすべてのステージで行われます。抗ホルモン薬の投与や睾丸摘出が行われます。前立腺がんの進行が、睾丸を摘出することで抑えられることは1941年には知られていました。その成果は1966年のノーベル賞に輝いています。前立腺がんの骨転移にはゾーフィゴというアルファ線という放射線を出すラジウム-223も保険適用になります。ラジウムはカルシウムと同じように骨の転移巣に集まりやすいので骨転移巣への効果が期待されるのです。
このようにいろいろな治療法が選択可能ですが、経過観察(アクティブサーベイランス)を含めて、フアイア顆粒は免疫力をアップすることが期待できるので使用がお勧めです。フアイア顆粒はどの西洋医学的治療の邪魔もせず、またどの西洋医学的治療からも邪魔はされません。