老化は防止できる?抗老化における免疫力の働きは?

加齢と老化はちょっと意味合いが異なります。加齢は年を取ることですから、ひとは全員1年毎に1歳年を取ります。老化は加齢にともなって起こる症状や訴えが、早く起こるイメージです。ですから年齢よりも老けてみえる人が少なからずいます。一方で年寄りでも若く見える人も相当数います。

加齢に伴って免疫力が低下します。免疫力とはザックリ言うと健康力です。以前は怪しい言葉でしたが、2018年に本庶佑先生が商品名オプジーボの開発でノーベル医学生理学賞を取得してからは、NHKを含めたメディアも免疫力を躊躇なく使用するようになりました。

免疫力が低下するとがんを発症します。そして認知症も進行します。がんはある年齢を過ぎると毎日数千個発生していると言われています。そんながんの芽を摘むことができるのは免疫システムです。自己と非自己を分けて、非自己を排除するシステムです。感染症の原因となる細菌やウイルスなどはわかりやすい非自己ですが、がんも無限に増殖する能力に秀でた自己から発生した非自己の細胞です。ですから、がん細胞の芽を免疫システムは退治することができるのです。

認知症のひとつであるアルツハイマー型認知症はアミロイドβの脳内への蓄積で発症します。そんなアミロイドβという異物を除去する働きも免疫システムにはあります。老化の一部は免疫力の低下で起こっています。

そんな免疫力の低下を補うには5つの生活習慣を僕は勧めています。

  • 適度の散歩
  • 適度の日光浴
  • バランスよい食事(タンパク質を多めに、炭水化物を控えめに)
  • 十分な睡眠
  • ストレスの軽減、またはストレスに強い体を作る

です。

この5項目は金銭的な支出をあまり気にせずにできることです。是非とも行いましょう。

そして新見正則医院では生薬フアイアの内服をお勧めしています。フアイアは世界初の明らかな免疫力アップのエビデンスがある生薬です。僕も家内も内服しています。50歳以上の方で、健康にある程度の出費を惜しまない方には、是非とも死ぬまで飲んで頂きたい生薬なのです。老化防止になります。副作用はありません。また他の治療も邪魔もしません、併用可能なのです。ご興味ある方は新見正則医院にお問い合わせください。

PAGE TOP