当院では8割以上の患者さんが当院基準の成功例に入ります。
●当院の「成功例」の定義は以下です。
〇がんとの併存では、主治医が告げた予後の3倍以上生存する。
〇がんの再発防止では、再発しない。
〇難症では、1年後に通院不要になる。
●上記以外を「不成功例」とします。
〇余命予測 1週間
〇経過 腎臓がん(非淡明細胞がん、FH遺伝子陽性)にて有名ながんセンターに転院し、治験に参加し治療するも、肺転移が判明し、呼吸も苦しくなる。「標準治療の最高峰」のオプジーボも無効だった。
そこで、自費の免疫治療や粒子線治療を相談するもすべて却下された。当院の「生薬フアイア」に関しては幸いにも主治医のOKが出て開始となる。西洋医学的治療はなく緩和ケア病棟に入院となる。
他に希望がなく、フアイアを1日12本(36グラム)内服開始。すると、まったく歩けなかった状態から、酸素ボンベを引きながら歩行可能となる。話もできるようになり、新聞や単行本も読めるようになった。予後は1週間と言われたが緩和病棟に入院後、ひと月が経過した。下肢の浮腫は残るも、呼吸困難は相当楽になった。緩和病棟で最期を迎えると思われたが、なんと退院し在宅治療になる。
その後、フアイアを1日18本(54グラム)に増量すると、下肢の浮腫がほぼ消失した。ゾウのような足だったが、くるぶしがわかるまでになり、足の指先の浮腫も取れた。そして正座も可能になった。食事も普段の半分以上は食べられるようになった。訪問医の診察では、右肺の聞こえなかった呼吸音が聞こえるようになったと。呼吸は楽になり、酸素吸引なしでも過ごせるようになった。訪問医からは「奇蹟」と言われた。
さらに、モルヒネ点滴用の針の部分をラップして半身浴可能になった。700mの散歩も可能になり、車の洗車の手伝いもできるようになった。介護ベッドは返却した。
〇結果 3ヶ月後も存命(在宅治療中)
〇投薬 フアイア1日12本(36グラム)、その後18本(54グラム)+α(少量の漢方薬)
〇副作用 特段の副作用なし
〇薬代 1万3200円/日〜1万9800円/日(尚、大量購入割引あり)
〇診察料 すべて10分以内の電話診療(またはメール相談)にて無料
〇コメント 西洋医学的治療が諦められたあとはフアイア以外の治療を行っていません。ですから、上記の「奇蹟」がフアイアによって起こったことは間違いないとご本人もご家族もそう思っています。
いろいろな可能性を考慮するのが大好きな僕ですが、このケースでは希望に加えてフアイアの大量内服が有効であったと結論せざるを得ないと思います。自費の免疫治療や粒子線治療を却下した主治医が生薬フアイアの内服を認めてくれたことが、ともかく幸運でした。
生薬フアイアを頭ごなしに否定する主治医も少なくないので、最近は「最初は主治医に黙って飲み始めてください」と話すことも増えました。通常はがんとの共存の場合は、生薬フアイアは1日2本(6グラム)から3本(9グラム)ですが、患者さんは他に希望を繋ぐ治療がなく、また主治医からもまったく治療は提案されないので、ご本人とご家族の希望で1日12本(36グラム)を内服しました。生薬フアイアは1日20本(60グラム)までの安全性は確認されています。
すると1週間後には最期といわれたにも関わらず、元気を取り戻し緩和病棟を退院し在宅治療になりました。さらにフアイアの内服量を1日18本(54グラム)とすると浮腫も消えました。経過中に、フアイア以外の治療は行っていません。「こんなこともあるんだ」という事例です。
希望は大切なのです。西洋医学的治療で限界を迎えて、エビデンス至上主義者で、ガイドライン一本槍の腫瘍内科に見放された患者さんで、この症例と似たような経過を辿ることは少なくありません(しかし、多くはありません)。
通常はがんとの共存はフアイア6グラム以上をお勧めしています。6本(18グラム)までは無条件に増量可能で、臨床試験のデータからは60グラムまではほぼ安全に使用可能です。「無事に新年と誕生日を迎えられた」と、そして「フアイアが、いつか色々ながんや免疫疾患に保険適用になったら良いなぁーと、密かに願っています」とも。確かに、この内服量では毎月数十万円が必要になります。3ヶ月で約100万円です。
しかし、中央値で約3か月の余命延長が認められているステージ4に保険診療となっている抗がん剤ではその金額よりも遙かに高額なものが多数存在します。生薬フアイアが保険適用になるように、まず正しい情報を伝える必要があると思っています。
多くの医療関係者に正しく理解され、将来フアイアが保険適用なるように啓発・普及に励みます。僕の与えられた命もいつまでか解りません。与えられた命が尽きるまで、みなさんの希望になる「生薬フアイア」が正しく理解され、がんや難病・難症の患者さんへの利用が広がるように頑張ります。
●内部リンク(当ブログで参考になる他の記事)