抗がん剤で免疫力低下、感染症が怖い。危ない時期と何度で病院へ?

抗がん剤で下がる「免疫力」の中身は、血液検査で測れる好中球の数です。
最も減るのは一般に治療開始から10〜14日目ごろで、この時期の37.5℃以上の熱はすぐ病院へ連絡します。

抗がん剤の治療中は感染症に気をつけるように、と言われても、何がどれくらい下がり、いつ危ないのかがわからなければ、毎日が不安になります。この記事では、抗がん剤で感染症にかかりやすくなる仕組み、その時期、病院に連絡する体温の目安、好中球を増やす薬、家でできる予防とワクチンを、学会のガイドラインと国立がん研究センターの情報をもとに整理します。

抗がん剤で、なぜ感染症にかかりやすくなるのですか?

抗がん剤が骨髄の働きを抑え、細菌やカビ(真菌)と戦う白血球、とくに好中球が減るからです。

薬物療法や放射線治療の中には骨髄の働きを弱めるものがあり、治療のあとに白血球が少なくなることがあります。白血球が少なくなると細菌や真菌に感染しやすくなり、好中球が血液1マイクロリットルあたり500個を下回ると、感染の危険が急に高まります(国立がん研究センター がん情報サービス 用語集「白血球減少」2024年)。

「免疫力が下がる」という言葉は、意味が広く使われます。この記事では、抗がん剤治療中の感染症の話に限って、血液検査で測れる好中球の数が減ることを指して使います。後で説明する発熱性好中球減少症の基準も、好中球の数で決められています。

白血球の減少は、自分では気づきにくく、血液検査によってわかる副作用です(がん情報サービス「薬物療法 もっと詳しく」2025年)。体調がよくても、好中球が減っていることはあります。

好中球が減ることと、抗がん剤の効き目との関係は、「抗がん剤の副作用が出ないと効いてない?」で扱っています。

免疫が下がるのは、治療のいつごろですか?

抗がん剤治療中に免疫力が低下し感染症にかかりやすくなる時期の目安。治療開始後7〜10日目ごろから白血球が減り始め、10〜14日目ごろに最も少なくなり、3週間くらいで回復してくる

一般的には、治療開始後7〜10日目ごろから白血球が減り始め、10〜14日目ごろに最も少なくなり、3週間くらいで回復してきます。

国立がん研究センター東病院は、抗がん剤治療中の白血球の動きをこう説明しています(国立がん研究センター東病院「感染症について」2023年4月3日更新)。

つまり、感染症にかかりやすい状態は治療中ずっと同じではなく、山と谷があります。白血球が最も少なくなる時期は、治療を始めた日から数えて見当をつけることができます。

ただし、これは一般的な目安です。副作用の出方には個人差があり、時期や強さは人によって異なります(がん情報サービス 2025年)。自分が受けている薬で、いつごろ白血球が減りやすいかは、主治医や薬剤師に確かめておくと、谷の時期に備えられます。

発熱性好中球減少症とは、どんな状態ですか?

好中球が減っているときに熱が出た状態です。日本臨床腫瘍学会は、好中球の数と体温の両方を数字で定めています。

発熱性好中球減少症(FN)は、がん薬物療法の副作用として起こり、対応が遅れると命に関わることもあります(日本臨床腫瘍学会編『発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン 改訂第3版』2024年)。基準は次のとおりです。

日本臨床腫瘍学会(2017年) 米国感染症学会(2011年)
好中球の数 500/μL未満、または1,000/μL未満で48時間以内に500/μL未満に減ると予測される 500/mm³未満、または48時間以内に500/mm³未満に減ると予測される
体温 わきの下で37.5℃以上(口の中で38℃以上) 口の中で1回でも38.3℃以上、または38.0℃以上が1時間続く

日本の基準は『発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン 改訂第2版』(日本臨床腫瘍学会、2017年)、米国の基準は米国感染症学会のガイドライン(Freifeld AG, et al. Clin Infect Dis. 2011)によります。1μLと1mm³は同じ量です。

2つのことが読み取れます。

1つ目は、体温の基準が測る場所で違うことです。日本の基準は、わきの下で測る場合と口の中で測る場合を分けています。海外の情報で「38℃」と書かれていても、日本でわきの下で測るときの目安は37.5℃です。

2つ目は、好中球の数が今まだ500を下回っていなくても、これから48時間以内に下回ると予測されれば、同じ扱いになることです。好中球がこれから減っていく時期かどうかが、判断の材料に入っています。前の節の「治療開始から何日目か」が意味を持つのは、このためです。

熱のほかに症状がなくても、連絡するのですか?

連絡します。好中球が少ないと炎症のしるしが弱まったり出なかったりし、熱が重い感染症の唯一の手がかりになることがあるからです。

米国感染症学会のガイドラインは、好中球が減っている患者では炎症の症状や所見が弱まるか、まったく出ないことが多いとしています。そして、抗がん剤による好中球減少のときの発熱は、重い感染症を示す唯一のしるしである場合があると書いています(Freifeld AG, et al. Clin Infect Dis. 2011)。

「熱はあるけれど、ほかはなんともないから様子を見よう」と考えたくなる場面です。しかし好中球が少ない時期には、「ほかはなんともない」こと自体が、安心の材料になりません。受診の目安が症状の組み合わせではなく、体温という1つの数字で決められているのは、そのためです。

熱のほかに、次のような症状も感染症のサインになります。がん情報サービスは、白血球が減る薬物療法を受けている状況でこれらがみられたら、病院へ連絡するよう案内しています(2025年)。

  • 37.5℃以上の発熱、悪寒、寒気
  • 咳や痰、のどの痛み
  • 歯の痛み、歯ぐきの腫れ
  • 皮膚(とくに傷口)の赤み、発疹
  • 腹痛、下痢

「重症化しにくい」と判定されても、ゼロではない

病院では、発熱性好中球減少症の人が重症化しやすいかどうかを、MASCCスコアという点数で評価することがあります。日本臨床腫瘍学会のガイドラインは、このスコアは重症化するリスクの低い人を選ぶのに役立つとしたうえで、低リスクと判定された人でも約10%に重症化するリスクがあることに注意が必要だとしています(改訂第2版、2017年)。重症化しやすいかどうかを決めるのは病院での検査と評価で、自宅での見た目の元気さではありません。

約10%

重症化するリスクが低いと判定された発熱性好中球減少症の人のうち、重症化するリスクがある割合。
点数による評価にも限界があることを示す数字です。

日本臨床腫瘍学会編『発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン 改訂第2版』2017年(MASCCスコアの項)

熱が出たら、どうすればよいですか?

治療を受けている病院に、すぐ連絡します。

国立がん研究センター東病院は、37.5℃以上の発熱などの症状が現れたら、すぐに医療スタッフに知らせるよう呼びかけています(2023年)。がん情報サービスも、治療前とは明らかに違う症状や異常を感じたら、ためらわずに病院に連絡するよう案内しています(2025年)。

がん情報サービスは、次のような状態も感染症のおそれがあるとして、緊急に病院へ連絡するよう挙げています(2025年)。

  • 38℃以上の発熱が続いている
  • 意識がもうろうとしている
  • 尿の量が極端に少ない
  • 血圧がふだんより低い
  • 新型コロナウイルス、インフルエンザ、水痘、麻疹などに感染している人と接触した

連絡するときは、熱の高さとほかの症状に加えて、最後に抗がん剤を受けた日を伝えると、病院は白血球が減っている時期かどうかの見当をつけやすくなります。

病院では、血液検査などで状態を確かめ、抗菌薬(抗生物質)で治療します。重症化するリスクが低いと判断された場合に外来で治療できるかどうかも、ガイドラインで検討されています(日本臨床腫瘍学会 2024年)。

好中球を増やす薬(G-CSF)は、誰に使うのですか?

主に、発熱性好中球減少症が起こりやすい抗がん剤を使う人に、予防として使います。

G-CSFは、好中球の数を増やす効果のある薬です(国立がん研究センター東病院 2023年)。発熱性好中球減少症を起こす前から予防のために使うことを「一次予防」といいます。

抗がん剤で発熱性好中球減少症が起こる割合 G-CSFの一次予防
20%以上 使う対象になる
10〜20% 65歳以上、過去の抗がん剤治療や放射線治療、腎臓や肝臓の機能の低下など、患者さん側の危険因子をみて判断する
10%未満 推奨されない

表は日本臨床腫瘍学会のガイドラインの判断の流れ図(改訂第2版、2017年)から作りました。米国臨床腫瘍学会も、発熱性好中球減少症が起こる割合がおよそ20%以上の抗がん剤では予防的な使用が妥当とし、20%未満でも年齢や病歴などから危険の高い人では妥当な場合があるとしています(Gyawali B, et al. J Clin Oncol. 2026)。

一方、すでに発熱性好中球減少症を起こした人に、G-CSFを決まって使うことは勧められていません。日本癌治療学会の『G-CSF適正使用ガイドライン 2022年10月改訂 第2版』のための系統的レビューでは、感染症による死亡に差がみられず(リスク比0.83、95%信頼区間0.27〜2.58)、使わないことを弱く推奨し、重症化の危険が高い人では使用を考慮するとしています(Tsuchihashi K, et al. Int J Clin Oncol. 2024)。

G-CSFは、熱が出てから使う解熱の薬ではなく、主に好中球が減りすぎるのを前もって防ぐための薬だということです。

家では、どんな予防ができますか?

手洗いとうがい、口と皮膚を清潔に保つこと、人混みを避けること、けがを防ぐこと、加熱した食べ物をとることです。

場面 すること
手と口 手洗いとうがいをする。やわらかい歯ブラシで、口の中を傷つけないように清潔に保つ
体と皮膚 できるだけ毎日入浴する。熱やだるさがあるときは、しぼったタオルで体をふく。乾燥した皮膚は保湿する。排便後は肛門のまわりを清潔にする
人との接触 人混みや、かぜ・百日咳・水ぼうそうの人を避ける。外出時はマスクをつける
けがの予防 切り傷ややけどに気をつける。土いじりやペットの世話は手袋をする。ひげそりは電気かみそりを使う。にきびをつぶさない
食事 加熱した食べ物をとる

表は国立がん研究センター東病院の説明(「感染症について」2023年)から作りました。同じページは、主治医の許可なしに予防接種を受けないよう注意しています。

抗がん剤治療中に、ワクチンは受けられますか?

受けられるものがあります。インフルエンザワクチンは推奨されていますが、受ける時期は主治医と相談して決めます。

国立がん研究センター東病院は、がん患者さんに勧めるワクチンを次のように説明しています(国立がん研究センター東病院「がん患者さんにお薦めのワクチン」2026年5月8日更新)。時期の目安は、日本臨床腫瘍学会と米国感染症学会のガイドラインをもとにしています。

ワクチン 東病院の説明
季節性インフルエンザ がん患者さんはかかると重症化するリスクが高まるため、接種が推奨される。毎年の流行シーズンまでに済ませておく。治療中でも接種できることがある。鼻から吸入する生ワクチンは避ける
肺炎球菌 がん患者さんは侵襲性肺炎球菌感染症にかかるリスクが高い。抗がん剤治療の場合、時期の目安は「治療の2〜4週間以上前」か「治療の3〜6か月後」
帯状疱疹 がん患者さんは発症するリスクが高い。時期の目安は肺炎球菌と同じ。生きたウイルスが入っているワクチンは、免疫の働きが大きく落ちている場合は接種できない
新型コロナ がん患者さん(とくに血液がん)は効果が弱いが、重症化予防などの効果が示されている。6〜12か月ごとの追加接種が推奨される
RSウイルス がん患者さん(とくに血液がん)は重症化リスクが高いとされ、接種が推奨される

生ワクチン以外は、主治医の判断で治療後まもない時期でも接種できることがあります(同)。インフルエンザについては、同居の家族など周りの人も接種を済ませておくことが望ましいとされています(同)。米国臨床腫瘍学会のガイドラインも、がんのある人の同居者への接種を推奨の対象に含めています(Kamboj M, et al. J Clin Oncol. 2024)。

日本臨床腫瘍学会の2024年の改訂第3版も、帯状疱疹、インフルエンザ、肺炎球菌の3つのワクチンについて、がん薬物療法中に勧められるかを取り上げています。

インフルエンザワクチンの研究は、まだ少ない

成人のがん患者さんへのインフルエンザワクチンを調べたコクランの系統的レビューは、6件の研究(参加者2,275人)を見つけました。接種した人で死亡や肺炎、入院が少なかったという報告がある一方、小規模なランダム化比較試験では死亡率は同程度でした。レビューは、接種は有益で害はないことを示唆するとしつつ、エビデンスの強さは弱いと判断しています(Cochrane Database of Systematic Reviews CD008983、日本語訳2018年)。

どのワクチンも、受けてよいかと時期は、治療の内容と白血球の状態で変わります。治療の予定が決まった段階で主治医に尋ねておくと、治療前の接種に間に合う場合があります。

抗がん剤と白血球について、僕が考えていること

殺細胞性抗がん剤は免疫力に大切な白血球にも障害を与えます。がんの力を落として、免疫力を維持する投与方法がなにより大切なのです。

しかし、免疫力は免疫システムの総和なので、簡単に測定ができません。現在でも免疫力の測定は容易ではありません。

多くのがん治療は、実は免疫力を一時的に、または永続的に下げます。

新見正則医院院長 新見正則

監修者

新見正則(にいみ まさのり)

新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年、英国オックスフォード大学にて移植免疫学の医学博士(Doctor of Philosophy)取得。2020年まで帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。外科医、免疫学者、漢方医として臨床と研究の両方に携わる。

日本外科学会 外科専門医・指導医/日本消化器外科学会 消化器外科指導医/日本東洋医学会 漢方専門医/アメリカ外科学会フェロー(FACS)

詳しいプロフィール

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よくある質問

抗がん剤治療中、免疫力が一番下がるのはいつですか?

一般的には、治療開始後10〜14日目ごろに白血球が最も少なくなります。7〜10日目ごろから減り始め、3週間くらいで回復してきます(国立がん研究センター東病院 2023年)。薬の種類や人によって変わるので、自分の薬での目安は主治医や薬剤師に確かめてください。

抗がん剤治療中は、何度の熱で病院に連絡しますか?

白血球が減る抗がん剤を受けているときは、37.5℃以上が連絡の目安です(がん情報サービス 2025年)。日本臨床腫瘍学会の発熱性好中球減少症の基準も、わきの下で測る体温で37.5℃以上としています(2017年)。ほかに症状がなくても連絡してください。

抗がん剤治療中にインフルエンザの予防接種を受けてもいいですか?

がん患者さんには接種が推奨されており、治療中でも接種できることがあります。ただし鼻から吸入する生ワクチンは避けます。時期は主治医と相談して決めてください(国立がん研究センター東病院 2026年)。

家族がかぜをひいたら、どうすればいいですか?

かぜの人との接触は避けるよう勧められています(国立がん研究センター東病院 2023年)。新型コロナウイルスやインフルエンザ、水痘、麻疹などにかかっている人と接触したときは、病院に連絡して受診が必要か確かめるよう案内されています(がん情報サービス 2025年)。

好中球を増やす注射(G-CSF)は、誰でも受けられますか?

主に、発熱性好中球減少症が起こる割合が20%以上の抗がん剤を使う人に、予防として使われます。10〜20%の場合は年齢や過去の治療などを見て判断します(日本臨床腫瘍学会 2017年、米国臨床腫瘍学会 2026年)。

参考文献

  1. 日本臨床腫瘍学会編『発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン 改訂第2版』南江堂、2017年(Minds掲載)
    https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00450/
  2. 日本臨床腫瘍学会編『発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン 改訂第3版』南江堂、2024年
    https://www.nankodo.co.jp/g/g9784524233762/
  3. 国立がん研究センター東病院「感染症について」(2023年4月3日更新)
    https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/pharmacy/kouganzai/kouganzai_qa_Specifics/supportivecare_infection.html
  4. 国立がん研究センター東病院「がん患者さんにお薦めのワクチン」(2026年5月8日更新)
    https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/infectious_control/020/050/index.html
  5. 国立がん研究センター がん情報サービス「薬物療法 もっと詳しく」(2025年3月11日更新・確認)
    https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/drug_therapy/dt02.html
  6. 国立がん研究センター がん情報サービス 用語集「白血球減少」(2024年7月2日更新・確認)
    https://ganjoho.jp/public/qa_links/dictionary/dic01/modal/hakkekkyugensho.html
  7. Freifeld AG, Bow EJ, Sepkowitz KA, et al. Clinical Practice Guideline for the Use of Antimicrobial Agents in Neutropenic Patients with Cancer: 2010 Update by the Infectious Diseases Society of America. Clin Infect Dis. 2011;52(4):e56-e93.
    https://doi.org/10.1093/cid/cir073
  8. Gyawali B, Bohlke K, Dickter JK, et al. WBC Growth Factors: ASCO Guideline Update. J Clin Oncol. 2026;44(9):812-824.
    https://doi.org/10.1200/JCO-25-02938
  9. Tsuchihashi K, Ito M, Okumura Y, et al. Therapeutic use of granulocyte colony-stimulating factor (G-CSF) in patients with febrile neutropenia: a comprehensive systematic review for clinical practice guidelines for the use of G-CSF 2022 from the Japan Society of Clinical Oncology. Int J Clin Oncol. 2024;29:700-705.
    https://doi.org/10.1007/s10147-024-02541-z
  10. Kamboj M, Bohlke K, Baptiste DM, et al. Vaccination of Adults With Cancer: ASCO Guideline. J Clin Oncol. 2024;42(14):1699-1721.
    https://doi.org/10.1200/JCO.24.00032
  11. Cochrane Database of Systematic Reviews CD008983「成人がん患者のインフルエンザ予防のためのインフルエンザワクチン接種」(日本語訳 2018年)
    https://www.cochrane.org/ja/CD008983/GYNAECA_cheng-ren-ganhuan-zhe-noinhuruenzayu-fang-notamenoinhuruenzawakutinjie-zhong

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