乳がんの再発後、または初発ですでに転移が見つかってステージ4の患者さんもたくさん当院の治療を併用で、または単独で行っています。再発例はいろいろなパターンがあり、罹患数が世界でも日本でも1位の乳がんでも、なかなか大規模臨床試験は集まりません。そしてファーストライン、セカンドラインと進んで、治療法がなくなると西洋医学的には本当に困るのです。当院の治療は初発から再発までどのステージでも併用可能です。

そして西洋医学的なコメントでは「緩和治療しかありません」と言われた方も、多数が当院の治療だけで長くがんと共存しています。

どんな治療を併用しても僕はＯＫです。しかし大切なことは食欲です。食欲が長期に亘ってなくなるような治療は、免疫力を落とすだけなので避けるようにお伝えしています。抗がん剤であれば数日は食欲がなくなっても構いませんが、何週間も食欲がなくなれば、抗がん剤でがんの勢いを抑えても、免疫力が低下するので、全体的にみれば、がんとの共存に不利に働きます。くれぐれも食欲が長期間に亘ってなくなるような治療は避けてください。